郷土の森公園梅祭りとうめえもの市 | 須山たかし オフィシャルブログ Powered by Ameba

郷土の森公園梅祭りとうめえもの市

今週は雪でしたが、先週末には郷土の森公園の梅祭りに行ってきました。

郷土の森には約60種、1100本の梅の木が植えられており、種類によって開花時期は色々。梅は、府中市の花に指定されています。
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ほとんどの梅はまだ咲きだしたばかりでしたが、梅の持つ甘い香りはすでに園内のあちこちに立ち込めています。

それぞれ近づいて見ると、花はもちろん、種類によって蕾の形や色が違います。
葉が茂る頃に開花する桜と違い、裸の枝にそのまま花だけが咲く梅は、幹や枝の角度の面白さにも目を奪われます。
どの芽を生かすかを決め、剪定をし、木の世話をする人間と梅の木の歴史を、絶妙な角度に折れ曲がりながら支柱なしに凛と立つ梅の木の姿から伺い知ることができました。

そして、園内には、もう菜の花畑が!
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さて、最初の梅の木立を抜けると、土日祝日限定のうめえもの市が!
ここでは府中のこだわりの味を楽しむことができます。

中には、郷土の森公園内の梅だけを使って作った梅ぼしや梅ジャムなどを売っているお店もあって、これがまた美味い!
立ち寄った一軒一軒のお店が、とても丁寧に品物の説明をしてくださり、作り手の方たちの食材へのこだわりと地元府中への熱い思いが伝わってきます。

うめえもの市でお腹を満たしてさらに公園の奥へと進むと、最初の木立よりもさらに強く、あたり一帯に梅の香りが立ち込めてきます。

甘い香りに引き寄せられてたどり着いた先にはこの時期満開の黄色い梅、「蝋梅」。
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ろうのように 透明感のある黄色い花びらだからこの名前がついたそうです。

この蝋梅の小道は、府中のサントリー武蔵野ビール工場の方たちが社会貢献事業の一環で手入れをしてくれているそうです。小道の中にはベンチも設置されており、晴れた日には梅の香りに囲まれてピクニックも楽しめそうです。

さて、園内をあちこち探検して家路に着くと、門を出たところと、帰りの緑道に、地元府中で採れた野菜の直売所が。

鉄分たっぷりのターサイや、こんなに見事な京大根を買ってきました。みんな、府中産なんですよ!
京大根は、鍋に入れたら、柔らかく、味が染みこんでとてもおいしいです。
因みに我慢出来なくて、生でかじったらとても甘くて瑞々しい!これだけで行けます!

それから、先ほど園内でも見かけた菜の花も売られていたので、さっそく買ってきました。

我が家では、菜の花と豚肉の炒め物が春だけの特別メニューになっています。

ほとんどの野菜が季節を問わず手に入る現代ですが、こうして地元府中の土と水で育った旬の野菜を食べられるというのは素晴らしいですね。

そして最後に紹介したいのが、うめえもの市で見つけた、府中で作られている登喜和食品の納豆。無農薬で育てた府中産の古代米の藁を使用し、藁にもそしてもちろん大豆にもこだわって作られた納豆。とてもいい香りがします!
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半日の探索で目も、鼻も、そして胃袋も見たしてくれた郷土の森公園梅祭り。
これから満開を迎えるので、皆さんもご家族、ご友人を誘って、ぜひ足を運んでみてください。

梅まつり開催中の3月6日まで期間限定で、園内の昔の郵便局が開局し、古い木製の郵便ポストから手紙を出すこともできますよ!
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開花情報は、こちらから。
http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/flower/index.html