輪島塗と早稲田祭 | 須山たかし オフィシャルブログ Powered by Ameba

輪島塗と早稲田祭

この土曜には知り合いのSさんに誘われてギャラリー・イノウエハウスに行ってきました。
今やっている展示は輪島塗。お椀やぐい呑、お盆、花瓶、はたまたボールペンなど、どれも息を飲むほど繊細で美しい作品でした。
写真がないので、この美しさをお伝え出来ないのが残念!
作家の方がいらしていて、お話しを聞かせて頂きました。
輪島塗は傷が付いてもすぐに直せるからどんどん使った方が良いとのこと。
そう言えば、ガサツ(?)な僕でも展示品を「どうぞ手にとって見て下さい」って言われ、気軽に触れたしな~。
素晴らしい作品に触れられた素敵な午後でした。
府中にもこんなに素敵なギャラリーがあるなんて。まだまだ奥が深いですね!

職人さんたちの妙技冴える逸品、いつか欲しい!


さて、日曜は大隈塾の後輩たちが早稲田祭でシンポジウムをやったので見に行きました。
「大隈PROJECT2010 早稲田を仕分け!?~大学、学生を変える討論会~」
http://blog.livedoor.jp/ookuma_project2010/

一部は蓮舫参議院議員、堀口健治早稲田大学教授、二部では田原総一朗さんを司会に、堀紘一さん、宮台真司さんと超超超豪華ゲストが学生たちと大学の在り方、学生の在り方などを語りました。
一部、二部を合わせて900人を超える方々がいらして、会場に入りれずにご迷惑をおかけした方もたくさんいらしたとの事で、会場に足を運んで下さった皆様、本当にありがとうございました。
学生たちはプロジェクトを続けていく様なので、今後も応援してやって下さい!

シンポジウム中、宮台真司さんが学生に向けたコメントで、
「今の政治家もそうだが、君らには共感力がない。」と仰っていたのが印象的でした。
貧しい人、弱い人の傍に行って、何でこんなことになっているんだ。
そういった共感が悲しみになり、憤りとなって、そこから問題を見つけるために制度を勉強し、どうしたら問題を解決出来るのかを見つけ出す。学生には(今の政治家も?)足りない。とのこと。

仰る通り。
在野の精神を標榜する早稲田魂を学んだ者として、今一番求められていることが改めて思い起こされました。
もっと色々な人たちの間に入って行き、様々な話しを聞かなければいけませんね。


ちょうどこの土曜日に30才を迎えました。
本当にたくさんの人達から祝福して頂きました。ありがとうございました!
共感力を研ぎ澄まし、もっともっと勉強していきますので、これからも応援よろしくお願いします!