平成最後の年になりました。

そのせいではないと思いますが、、
何故か昔の事を思い出す事が多いです。今までは遠い過去の事は忘れていて、滅多に振り返る事もなかったのですが。。
最近、妙に鮮明に思い出す時があります。

「あの頃は良かった」とか「あの頃に戻りたい」と思うような事はありません。
自分の場合は、全然戻りたいとは思いません(笑)
今のような被害に遭って、もうじき丸5年ですが、5年前に戻ってやり直したいとも思いません。もちろん、自分の周囲で続く犯罪及び人権侵害は許される事ではなく闘わねばなりませんが、今は幸いにして多くの被害者の方が立ち上がり活動をされて又、身近に連絡をとれる人たちもいます。

おかしな事を言うようで申し訳ないですが、これはこれで自分は充実した生活をしているようにさえ思えます。

解決に向かって、とにかく前向きに動く、その為にどうすれば良いかアイデアを考えたり常に、一般に周知するには何が良いか?何をすれば面白いか?何かないか?良いのはないか?と頭を巡らせたり、被害者同士で話したりポスティングしたり…
現実に先行きは見えなくても、何か自分で考えて動いているという事に意味があると感じています。
そうやって、分からずとも動いているという事自体が、自分自身を支えているのかもしれませんね。。
実際、僕自身は周知活動らしき事が出来てるわけではないのでお恥ずかしいですが。

最近の関東の被害者さんの陳情活動や、情報開示請求等の記事には、すごいな〜とただただ感心させられるばかりです。
このような活動やご報告、情報提供には本当に感謝です。
有意義な活動をありがとうございます。


人間はいつ死ぬかわかりません。
もちろんそれは誰にとっても同じ事です。
被害者だけでなく加害者であっても、人間の寿命など分かりません。
いつ死んでもいいように、今を生きるしかない、
と、いつも自分に言い聞かせています。

被害初期、完全に自分が狙われていて日常が滅茶滅茶になり、人に話してもどうしようもなく、更にそれが毎日続くという現実は逃れようがなく、何とか受け入れるしかなかったと思います。
ターゲットにされている被害者さんなら同じ気持ちを分かって貰えると思います。
受け入れるしかない、あるがままを受け入れる、起こってしまった事だから。
あるがままを受け入れる、
そのように言い聞かせていました。

ネット情報のおかげで、大体の自分の状況が分かり落ち着きを取り戻し、、
やはり「いつ死んでもいいように生きるしかない」と結論づけました。

なかなか難しい事ではありますが、何一つ後悔したくないし又、今さら後悔のしようもないのですが、腹をくくってやる事をこの犯罪から教えられた気がします。


昔の事で思い出すのは、良くない思い出ばかりなのですが、昭和から平成になるという昔の頃、自分は少年でした。
体だけは元気で、何も分からないのに何か出来ると信じきっており意味不明に動いていた少年だったようです。
要するに「変なヤツだね」と言われる事が多かったのですが。。

平成、という時代。
自分にとって、それから色々な事があり今に至りますが、、
年号が変わっても今日の次は明日…、なので平成の思い出にそんなに意味はないはずですが、

平成元年から今に至るまで、、
自分にとっては一般に経験されるはずの事が何もなされていない、頼りない日々であった事が思い出されます。。


しかし今、取り戻しつつある、
確かなもの。必ずや自分が自分であるという充足を取り戻していると感じる、そして、
どのような失敗をしたとしても自分の意志での行動であれば後悔もしないでしょう。

私は生きている、
確実に生きている、
決して、誰に恥じることなく
生きていけると思っております。