先週の職場での出来事です。
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同僚が「月末は集金があるので、日曜日は出勤にして欲しい」と希望していました。
集金は、お客さんが在宅の時しかできません。平日はほぼ不在、というお宅があるのは事実です。

彼の希望は、いつでも良いから平日を休みにしてもらって、日曜日を出勤にして欲しいというものでした。職場は休日が週一回でシフト制です。ほとんどは、社長の息子さんである店長の独断で決められます。

昨日今日の話ではなく、1年も前から彼は同じ事を希望しているので、社長の息子さんの方でも、てっきりわかっているのだと思っていました。しかし、
1週間の予定表には、同僚がまた日曜日休みになっていたので、息子さんに変更をお願いしに行き、私も同じ場所にいました。

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「今週は無理。」
息子さんはスマホを見ながら、そう答えていました。身もふたもない答え方…。
「何故ですか?日曜日に集金しないと居ない人がいるので困るんですよ。」
と同僚の彼。
「じゃあ、出てくればいいやろ。勝手に出て来て集金すればいい。」
と息子さんは言う。

もちろん同僚が言いたいのは、休日を変更して欲しいという事です。
わかっていながら、それなら1日も休まず日曜日に集金すればいい、と息子さんは言うわけです。

「いや、そうではなくて、僕も休まずに
日曜日も出て来るなんて無理じゃないですか…」と、
おとなしい同僚もさすがに反論しました。すると、
息子さんは急に顔色を変えて、

「お前もう辞めるか?」
と言ったのです。

そこから更に興奮した口調で、
「お前には楽さしてやってるんやぞ。そんなに言うんなら俺の変わりにやってくれるんか!俺は日曜日に店番して、それから外部の人と会う約束になってる、だから今週は無理やと言ってるやろ!」
などと、
矢継ぎばやにまくし立て、同僚の方に話す間も与えません。

まるで火が付いたように、息子さんは立ち上がって、
「お前なんかどうせ帰りが早くて、出てくるのは遅いし、○○さんなんか、早く出てきて、集金も毎月○○万円集めて来て…
お前は、…○☆!」
と、
ひたすら罵声のような声が続きます。


私も驚いて、なるべく冷静に話してみました。差し支えなければ、平日に休みをあげれば良いのではないですか?と。

客観的に聞いても、息子さんの言う、
日曜日は自分が外部の人と会う約束があるから無理だ!という理由がよくわかりません。その忙しい日曜日に、休むのではなく仕事をしたいと言ってるわけですから。

同僚としては、仕事の話をしているわけです。予定に対してイチャモンをつけているわけではありません。その方が集金の能率が良いからであって、仕事上の段取りの話をしたいのです。楽をしたいとかサボろうというのとも違います。

結局、息子さんは「勝手に休めばいい!」
と吐き捨てるように言うので、何曜日なら良いですか?
と私が念を押して、最終的に彼の休みは
金曜日に変更はできました。

初めから、平日に休んでも差し支えなどなかったのです。
私にも同僚にもわかっていました。
ただ自分が決めた予定に対して逆らったと思ったのか、同僚の方がとんでもないワガママを言っているかのように、息子さんはキレてしまったのです。


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何故、こんな一方通行のような興奮した話になってしまうのでしょうか?
もし息子さんが、彼の事を「普段から楽をしている」と思っていたのなら、
それはそれとして、また別のタイミングで話すべきだと私は思うのです。

「今は言わない」というのもコミュニケーション力のひとつだと思います。
ましてや、「お前もう辞めるか?」というのは言ってはいけない言葉でしょう。
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ウンザリするような、情け無い愚痴を書いてしまいました。
しかしココにも「教訓」ぐらいはあるでしょう。

仕事術というものは、コミュニケーションがあってこそ生きてくるのだと思います。
1人で何もかもできるわけがありません。
仲間とのコミュニケーションをとれないのに、立派な仕事術があった所で役には立たないでしょう。

私も偉そうな事を言ってる場合ではありません。自らを省みて仕事せねばならないでしょう。
人の道、人間性というものを自らに育んでいかなければ、仕事というのもなんだか空しいものだと感じます。

あなたは何の為に仕事をしてるのですか?
それは本当の意味での仕事でしょうか?


「what is your utopia?」

相互に理解し合える社会に向けて、
働くということ。
仕事の上にもそんな理想を持って、
社会に寄与していきたいものです。




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ありがとうございました。