実はテレキャスを買った時点で、前回のブログでも書いておりましたが、
6WAYブリッジ交換は考えていました。

で、この時代なので先駆者がいるだろうとGoogle先生にお尋ねしたところ、
ブリッジ交換の回答としてはあまり芳しくない回答が大半でした。

・テレキャスらしいサウンドが失われる
・もうこれはテレキャスではない
・やっぱり元のブリッジに戻した。

こんな記事が多数。
マジっすかw

候補はMade in Japan万歳と言うことでGOTOHの201か202。

ポップギターズさんのHPによると
GTC201:サドルの材質がブラス。暖かみのあるトーンが持ち味
GTC202:サドルの材質がスチール。比較的ブライトなトーンが持ち味

・・・だそうです。

おれの勝手なイメージとしては、
暖かみのあるトーン=ローが出る=音がこもったような感じ
ブライトなトーン=トレブルが出る=シャキーン感が出る
・・・こんな感じです。

ブログでは、ブラスサドルの201の記事が目に付きます。


これがスチールサドルの202ならどうなのか。

流石Google先生・・・ありました。

ご丁寧に交換前、交換後のサウンドまでアップをしてくれているブログを発見。
聞き比べましたが、おれ的には問題無しです。

で、おれが選んだのは勿論GOTOHの202C。

ポップギターズさんにて即発注。
ポップギターズさんのHPに説明がありましたが、フェンダージャパン製テレキャスだと、
ピックアップを止めるビス穴が小さくて取り付けできないそうなので、念のために加工して
貰いました(無料です)。
ポップギターズさん、ありがとうございます。


これが届いたブリッジ。

パッケージ


今から組み付けます。

本体

 

サドルは全部外さないとブリッジの組み付けが出来ません。
しかもサドルは各弦ごとにスプリング、弦高調整のイモネジの長さが違いますのでご注意を。

 

サドル

 

組み付け位置の確認なんですが、結局は木ネジ4本だけなんで素人では
微調整なんて出来ません。
交換後に少しずつ木ネジ4本を締め込むしかありません。

あと先述のピックアップのネジ穴の件ですが、ブリッジに組み付けたところ、ネジ穴が大きすぎる事は無かったので、やはりネジ穴を加工してもらって正解でした。


弦高調整のイモネジがブリッジの取り付けネジの上に来ています。
フェンダー系ギターのこういうところが微妙に嫌ですw
2・3・4弦のイモネジが飛び出まくってるのでこりゃ後日イモネジ交換かな…。 

 

完成


 

 

ブリッジ交換後、弦の張り替え、弦高調整、オクターブ調整をします。
いつも思いますがテレキャスは交換後の弦の折れ方がエグいですよね。

弦

 

 

 

 


そしていよいよお楽しみのサウンドチェック!

・・・ん、なんだか粒の粗い音がしますよ。
なるほど、確かにテレキャス独特のパキーン感は減少し、中域の音が太くなった気は
しますが、おれ的には全く問題無し。
ジャカジャーン!が、ガガガーン!になった感じでしょうか。

あと何度調整してもまともに音が鳴らなかった1弦のハイフレットもキッチリと鳴ります。
嬉しい誤算です。
しかし、心なしか3弦の鳴りがイマイチ・・・。

まぁフェンダーUSA製のような高価なギターでもないし、思い切って
ブリッジ交換をして正解でした。
そもそも元来のテレキャスサウンドなんてモノは求めているワケではありませんしね。
重要なのは、シングルコイルのシャラ~ンとした音が出るのかどうかなので。


とりあえず、おれ的には大満足のブリッジ交換でした。

サドルをチタン製なんかに交換するとまた音が違ったりするんでしょうねぇ~。

【余談】
そういや地元の有名なギター工房でテレキャスのピックアップを買った時に
ブリッジの事を相談したら、店員がグイグイ来るんですよ。
「なぜ、キースはブリッジを交換しているのか知ってます?やっぱり音が良いからなんです!」
なんて力説してましたが、テレキャス本来の音が失われるなんてひと言も
言わなかったよな…。
この店員、昔からちょっとウザくて商売に走り気味なのは分かってましたが、まぁカモと
思われたんでしょうね…。

そこで思い出したんですが、確かキースのギターって6弦のサドルを取っ払って
オープンGにしてましたよね?
(ストーンズフリークでは無いのでうる覚えですが・・・)