周りではクレジットカードアレルギーな人が何人もいます。

現金至高主義者と言える方々が。

別にそれ自体は否定するところはないし、どうぞご自由にと言いたいところです。

実際、自分で現金とカードは3:7くらいで使ってます。

 

カードを否定する方の主張は

・使いすぎが怖い

・カード破産した例を知っている

ということです。

こんなのは「やり方ひとつ」で回避余裕です。

 

使いすぎる原因は考えるまでもありません。

「大抵は利用上限額が収入より上で、上限額に迫る勢いで使ってしまうから」に尽きるでしょう。

どうすれば使いすぎを防げるのか。

とても単純なルールで防げます。

 

・カードを使ったらその分の現金を財布から抜いて保管する。

たったこれだけです。

カード破産する人の計算式はおそらくこうでしょう。

 

◆カード上限額+収入額=利用可能額(使えるお金)

 

収入の額より利用可能額が上回るので、当然破産します。

ではそうならない人の計算式はどうなっているのか。

 

◆0≦(収入額-カード利用額)

 

自分の収入以内で済ませる。

基本的かつ、当たり前すぎますね。

けどこの基本をわかってないから、カード破産という現象が起きるのです。

当たり前のことを当たり前にやってこそ一流と言われてます。

それができないのは二流や三流です。

 

では具体的にどうするか。

下記手順を面倒と思った方はカードに不向きと言えます。

1.カードを使う

2.使った取引先と品目と額を紙にメモする(これが重要)

3.使った額だけ財布から現金を抜く(口座から引き出しも可)

4.抜いた現金を封筒や小さな引き出しにしまう

5.引き落とし前日までに引き落とし口座に預入する

・毎月やるべきこと:利用明細と「2.」のメモを照らし合わせる。一致していない場合はカード会社に連絡する。

できれば引き落とし口座は専用にしておいたほうがいいです。給与振込先を分けるという意味です。

特に給与振込先に預け入れしっぱなしの場合、不正利用された分もスムーズに引き落とされてしまい、気づけないからです。

私はこうやって、一度も遅滞したことがありません。

引き落とし日が怖いどころか、待ち遠しくて仕方ないです。

早く「使った分の現金を手放したいから」です。

 

ここでカードを使うメリットを挙げてみましょう。

・信用情報を積み上げられる

・ポイントバックされる

住宅ローンや自動車ローンでも信用情報を参照されます。

カードでお金を借りて(クレジットでも後払いの時点で借りてることになります)、遅滞なく返済できていれば信用情報として使えます。

次にポイントです。

0.5%~2%程度とはいえ、現金だとバックされるのは0%です。

無いよりあったほうがいいでしょう?

実際私は毎月20万くらいカードを使います。

それでバックされる額は1%が基本で2,000円/月ほど。一年で約24,000円です。

決して悪くない額でしょう。

利用期限がポイント発生から一年なので、まとまった額でドカンと使うため、とプールしておけないのは難ですが、アマゾンギフトカード扱いで最大10年プールしておけます。

カード入会キャンペーンで期間限定ながらポイントアップされることもあります。

 

このメリットに魅力を感じない方は、カードを持つべきではありません。

勘違いのないよう、もう一度書きます。

「カードを持つ(発行す)べきではありません」

 

デメリットというか、リスクを書きます。

・不正利用

に尽きるでしょう。

スキミングは騒がれたのでご存じの方も多いでしょう。

カードリーダーに情報を横取りする機械を取り付けて、そこを通過したカードの磁気情報を読み取るというものです。

これは物理的な仕掛けなので、使う方が気付けもします。

しかし目に見えないため気づく方法すらない不正利用というのがあります。

これは私も背筋が凍りました。

クレジットカード番号というのは固定長で羅列された数字です。

オレオレ詐欺で電話が利用されるのも、電話番号が固定長だからです。

てけとーに数字打ち込んで、出た相手に演技すればいい。不定長かつ数字とアルファベットの組み合わせであるメールアドレスでは、この「ランダム入力」は通用しません。

ただ、漏れ出たアドレスに総当りはされますが。

電話番号と同様に、カードも固定長の数字です。

照会情報として有効期限もありますし、セキュリティコードもあります。

ただ、これも固定長の数字なので、あっさり破られます。

どういうことかというと、セキュリティコードの無いショッピングサイトを最大60個、人力で確認して用意します。

有効期限はMM/YYで記述されています。

そして最大5年、1~12ヶ月なので、2022年5月現在として「05/22」「06/22」「07/22」から「05/27」まで総当りで少額の決済を自動処理ロボにやらせます。

12ヶ月分に5年掛けた回数で済みます。

もちろんカード番号は16桁なので、組み合わせは果てしなくありますが、総当たりすればどこかで当たります。

 

こうして、カード所有者が預かり知らぬところで決済されてしまいます。

文字どおり「時間の問題」です。

 

次にセキュリティコードも同じく破られてしまいます。

セキュリティコードは3桁。セキュリティコード対応のショッピングサイトを999個用意します。

すでにカード番号と有効期限は破られているので、その破った情報をもとにセキュリティコードを999回試します。

これであっさりセキュリティコードも突破されます。

 

とあるニュースサイトでこの事実を知った時、青ざめました。

だから重要なのは

・利用明細を確認すること

なのです。

さらに悪質なのは、自動処理で破るための試しをしている時は、少額な決済であること。

だから例え一円であっても、身に覚えがない利用を見落としてはならない。

明細の確認がどれだけ大切かわかるでしょう。

これは以前にドコモがやらかした事例と同じです。銀行口座と暗証番号がそれぞれ固定長であることから、不正に決済情報と口座を紐付けられたあの事件は、このクレジットカード不正利用と本質は全く変わりません。

口座名義の情報や生年月日まで組み合わせれば、ほぼ発生しなかったであろう事件と言えます。

 

話が逸れました。

よって「カードを使いたくない人」は、カードを「発行してはならない」です。

「持ってるだけ」で遠隔の不正利用被害にあう条件が揃ってしまいます。

 

カード会社には、ぜひとも口座名義やカード名義の情報も必須項目にしてほしいものです。

それができないショッピングサイトは、カード利用不可くらいの強行措置を執るべきです。