これらの問題に対して、偉そうに語るつもりはありませんが、個人的に感じることを書いてみます。
何となく、全ての問題の根底には、「日本人」がかかえる共通の気質が影響しているように思います。
それは「異質であることを拒絶する」ということです。
理由は分かりませんが、とにかく「自分と違う」ということに対して、すごく居心地が悪いらしい。その裏返しとして、「自分と同じ」だと落ち着くらしい。更には、「自分は周りと同じだ」と感じる事で、安心感を得ているように思えます。
しかし、こういった気質が原因で、知らず知らずのうちに、考え方が異なる人を拒絶する→皆と同じでない人はおかしい→異質な人は間違っている→同質になるように矯正してあげた方が良い→それでも同質にならなければ排除する。。。というロジックが生まれ、「いじめ」や「体罰」「パワハラ」へと繋がってしまっているのではないでしょうか。
昔から「十人十色」という言葉があるように、十人いれば、それぞれの”色”が異なるのです。皆が全く同じ色だったら気持ち悪い一色の世界になってしまうと思います。
そして一人一人の”色”には『違い』があるだけで『優劣』は無いのだと信じています。
「そんな風に考えるのはおかしい」とか「○○だったら、こうあるべきだ」なんて一方的な見方はしたくないものです。
同じ景色を見ていても、自分には見えて相手には見えないものがあるのです。そして、相手には見えて自分には見えていないものもあるのです。
だからこそ、相手にしか見えていなかった景色を共有できたときには感動し、自分にしか見えていなかった景色が共有できた時には喜びを感じるのではないでしょうか。
「皆と同じでないのはおかしい」なんて無理のある考え方から解放されて、異質であることを楽しみたいものです。