甲府・路上暴行:重体の会社員死亡 逃走車両を南ア市で発見 | HORI Official Blog Powered by Ameba

甲府・路上暴行:重体の会社員死亡 逃走車両を南ア市で発見

甲府市中央1の市道(通称・春日通り)で27日深夜、若い男に暴行されて意識不明だった男性が29日午後、甲府市の病院で死亡した。また、逃げた男が乗っていた乗用車が南アルプス市上市之瀬の「南伊奈ケ湖県民の森」の駐車場で発見された。甲府署は容疑を傷害致死に切り替えて捜査を進めている。

 調べでは、死亡したのは長野県諏訪市大和1、会社員、山中嘉久さん(43)。山中さんは27日午後11時35分ごろ、同僚3人と歩いて乗用車の前を横切ったところ、乗用車を運転していた20~30歳くらいの男に殴るけるの暴行を受けた。

 男が乗っていた車は、目撃から車種とナンバーが分かっており、29日午後0時15分ごろ、パトロール中の南アルプス署員が見つけた。ドアはロックされ、車内に遺留品はなかった。28日午前には、この車があったのを近くのレストハウス関係者が見ているという。

 車は中古車販売会社を経営する甲府市の20代男性の所有。同署の事情聴取に、男性は「事件のあった時刻には家で寝ていた」と話し、家族も同様の証言をしているという。車は車検の切れた昨年11月からキーを付けたまま会社の駐車場に止めてあり、28日午前4時ごろ、甲府署員が事情を聴きに来て、初めてなくなっていることに気づいたという。

 車の発見現場近くのレストハウス管理人(55)によると、この時期は昼間でもほとんど人通りはなく、人家のある所までは歩いて40分以上かかるという。

毎日新聞 2009年1月30日 


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