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…娘が自分の部屋に入っていきます。
…私は夫を睨みつけました。
夫は気まずそうな顔をしています。
娘の顔を見て、我に返ったようでした…
「バレたじゃん…○○(娘)にバレたじゃん!!」
「何してくれてんの?」
「ずっと、一生懸命隠してきたのに!」
「バレないように、私ずっと頑張ってたのに!!」
夫「いや…オマエだって今おれと話してたじゃん…」
「だから○○が寝てからにしてって私何回も言ったよね?!」
「なんで我慢できないの?なんでそんなに自己中なの…」
涙がポロポロ溢れてきます…
ごめんね、ごめんね…今どんな気持ちでいるんだろう…
取り返しのつかない事態になってしまった…
でも、どんなに悔やんでももう遅い。
言った言葉は取り消せない。
…私は大きく深呼吸しました。
「○○(息子)の寝ている部屋のドアを閉めてくる」
「○○にまで聞かれてバレてしまうと困るから」
そう夫に言って息子の部屋まで行き、ドアを閉めるついでに、私は自分のスマホの録音用アプリをONにしました。
そしてそのままリビングに戻りました。