「猫たち~みんな同じ。大切な仲間。~」写真展ただ今開催中!! | 食珈茶菓酒 すわん

食珈茶菓酒 すわん

生まれも育ちも埼玉県朝霞市の店主が営む、朝霞にある小さなお店の日々を綴ります。

福島での過酷な日々を過ごした猫たち


写真の猫たちは、どの子も愛くるしく、


私たちを幸せな気持ちにさせてくれます



1日でも早く、


新しい家族との幸せな日々を送れる毎日になりますように。。。




ぼくらはみんな生きている


みんな幸せになるために生まれてきたんだ



福島の三春シェルター

ボランティアさんの声です。



Sさんの声

 2011年3月11日、あの日は我が家の猫の様子がいつもと違いました。

その後、経験したことのない大きな揺れが、ここ新潟にも襲ってきました。

悪夢のような映像にくぎ付けになりながら、

被災地の動物たちを想い胸が張り割けそうでした。

しかし、心配と怒りと悲しみは

シェルターの動物たちと触れ合う事で「祈り」に変わりました。

我が家の家族になった三春シェルターの「琥珀」は、

福島第一原発警戒区域内で生まれました。

だから、人間が少し苦手です。

もしかしたら、これからもずっと苦手なままかもしれません。

それでいいのです。

同じことを繰り返す退屈なほど平和な毎日を

ただ一緒に暮らしていきたいのです。

今はこの穏やかな時間に感謝します・・・合掌


Mさんの声

 3年半前まであった幸せ。

飼い主さんと暖かい交流、美味しいご飯、綺麗な水。

それが奪われてしまった。

わけもわからず放浪し、

やっと安心できるシェルターに助けてもらった。でも仮住まい。

原発被害で苦しんだ福島の猫たち、犬たちに、

落ち着いて暮らせる家族を見つけて下さい。

この子たちの笑顔を見たいです。


Hさんの声

 3年近くシェルター・ボランティアをしていて、途中で里親になりました。

元ノラも元飼い猫も、みんなやさしい可愛い顔になりました。

三春シェルターは

「苛酷な経験をしてきた猫たちが、スタッフのお世話を通して、

 人をまた好きになる場所」ではないかな、

そして、

「家族のいる幸せに、つなげてあげる場所」ではないかな・・・

とせつに思います。

みんな苦労してきた分も、幸せになってほしいです。


Tさんの声

 「三春シェルターからご近所にきた犬」

ムクちゃんは5歳ぐらいの中型犬です。始めは外飼いのつもりだったのですが、かわいくって、家の中で飼うことになりました。

間の話す事もよく分かるようです。とてもご家族に愛され顔の表情が、一ヶ月過ぎた頃から、柔らかくなったとご家族が気付きました。

半年前に犬を亡くし、新たにムクちゃんを迎える事により、ご家族も元気を

取り戻すことができ、人も犬も絆が結ばれた事を感じます。