すわこの夏。
暑い日は、森に限る。
今日は家族で戸隠散策してきました。
戸隠は独身最後の辺りに父と母と行って以来、10年ぶり。
まずは忍者村。
ここは公園好きの娘が楽しめそうだと初入村。
油断してた。
忍者屋敷、めっちゃ面白かった。
入り口の部屋からもう次の部屋に行けない。
隠し扉分かんないの。我が家ポンコツ。
結局娘は忍者が怖いと泣き、夫は隠し扉を見つけられず。
閉所が不快なすわこが早く出たいあまりに、ハッスルして何周もぐるぐるして三半規管狂いまくって酔い酔いでお屋敷を抜け出しました。
やっぱりネガティヴには、力がある。
次は、いざ戸隠神社へ。
木々に包まれた瞬間、空気が変わるのをスピ検4級でもわかった。
(ような気がした。)
標高が高いからか日影は涼しくて気持ちがいい。
これぞ信州。 こうでないと信州。
しかしながら日なたは結構暑い。
もう帰りたい。
(あ、本音。)
けど、歩く。
てけてけ。
門!バーーン!
この門のこっちと向こうで、俗世とバキっと分離されてる気がした。
気のせいだと思います。
別世界へのタイムトンネル、杉並木。
てけてけ。
戸隠散策は杉並木で終了かと思ったら、ここからが始まりでした。
じんわりとした上り坂が続く続く。
心拍数もあっという間に脂肪燃焼コースまで上がり、涼やかな空気を味わう余裕も無く、汗だく。
暑い、しんどい、帰りたい。
文句をブツブツ、不満をブツブツ言いながら歩き、途中からは文句すら出なくてなり無言で歩く。
憮然とした態度、ご利益が無いどころかバチが当たりそうです。
でも何だろう。
私は普段、無意識レベルで気を張って生きてしまっているので、これでいて結構エネルギーの漏電が激しいのだけれど。
夫には最大限に気を使わないでいられるので、この状態がとても楽。
不平不満を言うのは、私の何よりも甘えた行動なのだと思う。
結婚してもうすぐ10年。
気づけば家族が一番居心地のいい場所になっていた。
家族って、いいな。
汗と不満をダラダラ流しながら、少しだけいい事もよぎる。
登山って、自問自答が醍醐味だものね。
(ん?誰が登山をなさってるのか。)
そして。
長い(登)参道を登りきると、そこは長い行列でした。奥社で手を合わせるのに1時間待ち。
きっと今回はそちらじゃないのだろうと、すぐ下にあった神社にお参りする事にしました。
九頭龍社。
はじめまして、です。
虫歯と縁結びの神様との事で。
娘の歯とお娘の良縁をお願いしてきました。
煩悩が子ども優先。
母って凄いなぁ。
次にご挨拶できるのは10年後かも知れないけれど、今度は奥社にもお参りしたいと思います。