明治座で絶賛上演中の「令和千本桜 ~義経と弁慶」。
おかげさまでご好評いただいております。
今回いろいろなラッキーが重なり、
商業の舞台2回目、もちろん明治座も初めてという身分ながら
喜三太という大役をいただきました。
ご縁にただただ感謝です。
少し自分のことを書かせていただくと、
小さいころからお芝居は大好きだったのですがその環境がなく、
高2の今頃に入部した演劇部でようやく演劇にふれ、
その時部室にあったビデオを見て初めて「ミュージカル」という世界を知ります。
高校を出てからはミュージカルの養成所に入学し、
まぁそこからいろいろあって体重も30キロ近く増えて現在に至るのですが、
その17歳の時に初めて見たミュージカルのビデオっていうのが、
なんと今回の作品「令和千本桜 ~義経と弁慶」で
作・演出を担当されている堤泰之さんが書かれた、
「ロマンティックマンモス」という作品なのでした。
それから30年。
あの時ビデオを見て影響を受けた方の作品に、
今度は出演する側で参加して、何なら歌も歌っちゃってる!
歌を歌うことは台本をいただくまで知らなかったので
台本をいただいた時には本当に震えました。
稽古中に堤さんにそのことをお伝えしたら
「照れくさいなぁ~」と笑っていらっしゃり、
こんな時期じゃなければ稽古や本番の後に飲みに行って
いろいろなお話伺うこともできたのでしょうが、
稽古場でもあまりお話しすることもできなかったのが悔やまれます。
せめてマスクなしで写真撮りたかった。
ご縁が繋がって、またご一緒できると信じています。
ちょっと大げさかもですが、
人生って何が起こるかわからないものですね。
続けてきて本当によかった。
そんな個人的な強い思いを抱えつつ日々お届けしている
「令和千本桜 ~義経と弁慶」
一人でも多くの方にご覧になっていただきたい作品です。
公演の詳細はこちらから↓。