最近はだんだん病院の数が減ってきて、地方では病院がなくなってしまい10キロ以上も離れたところにあるかなり遠くの病院に行かざるを得なくなって大変になってしまうという話も耳にしますが、歯医者さんだけは違うというのです。テレビで聞いた話ですが、全国にある歯医者さんの数 というのが最近かなり増えていて、街中至る所にあるコンビニの数よりも多いと聞き、最近歯医者が増えたような感じはしてましたけど、まさかそんなにたくさんコンビニの数以上もあると聞きちょっと驚きました。なんでそんなに歯医者が多くなったのかというと、規制緩和で医大や歯科大が増えているので歯医者になる人が増えてしまい、20年前よりも2万人も増えています。歯医者の数は増えても患者の数が増えているわけでもないので赤字になる歯医者も多く、歯医者が選べる選択肢が増えたので診てもらう側にとっては増えていいのかもしれませんが、町の歯医者さんはかなり大変なようです。
私は歯医者さんがちょっと苦手です。別に歯医者さんがなにか私に悪いことをしたからこう思っているわけではありません。歯医者さんの治療での体験から、私が一方的に恐怖を感じているのです。私が体験した歯医者さんでの治療とは、誰もが経験したことのあるごくありふれたものです。虫歯を除去する時に、あの「キュイーン」と部屋中に音を響かせる治療器具、まさに恐怖そのものです。待合室にいる時から、この音を聞くたびにびくびくしてしまいます。名前を呼ばれて治療を受けるイスに座ってからも心臓はドキドキしっぱなしです。そして、いよいよ歯医者さんの治療を受けるその時、心の中では涙を流し続けることになります。治療器具の音と歯を削る音との相乗効果で、痛みが倍増してくるのです。治療が終わってもどこか放心状態が続き、心ここに在らずといった感じになります。歯医者さんから「お大事に」と言われても、碌に挨拶ができない状態なのです。私のために治療してくれた歯医者さんなのだから、本来感謝をしなければなりません。それでも、治療に対する恐怖心から苦手意識を持ってしまうのです。