Yanparaが高速オーバルレースを支配!ウンババ王者に!! | 編集サヴマトンカラー

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E-SFLGP第2戦「ウンババ2000」が29日、ブルームーン・ベイ・スピードウェイで行われ、Yanparaが高速のオーバルレースを制した。

 

 

シリーズ戦の中でも異色のウンババ2000は、レッドブルX2014ジュニアによるワンメイク・オーバルレース。18台がエントリーし、特別ルールとして予備予選が実施された。予備予選には、TheaterGP優勝者7人を除く11人が出走。ライバルのドラフティングを利用し合う白熱のタイムバトルが展開され、ノックアウトゾーンは100分の1秒差を競う大接戦に。惜しくも防衛省、Solareが本戦出場を逃した。

 

ところが、予選前のコース整備中にフィジ子、きんざんに相次いで電気系統のトラブルが発生。フィジ子は何とか復旧したものの、きんざんは出走できず。代わって予備予選10番手だった防衛省が繰り上がりで出場権を得た。予選は直前のトラブルの影響で、1台ずつのアテンプトを取りやめ、3グループに分けて実施。こうした混乱の中、動じることなくトップタイムとなる45秒357をマークしたファマスがポールポジションを獲得した。

 

快晴の下で迎えた決勝。グリーンフラッグが振られるのに合わせ、各車がハイスピードで1コーナーを抜けていく。レースをリードしたのは、ファマス、ゼノエーゼ、Yanparaの3台。数周にわたってリードチェンジを繰り返しながら集団を引っ張っていく。先頭集団では6周目にゼノエーゼがいち早くピットインし、ミディアムに交換。その間にトップに立ったYanparaは徐々に2番手ファマスとの差を広げていく。その後ろ、3~6番手争いは大混戦。時折3ワイドになりながら、ポジションを確保しようと意地のぶつかり合いを見せる。

 

20周手前でYanparaがピットへ、1周遅れでファマスもピットイン。実質の順位はYanpara、ゼノエーゼ、ファマスとなり、トップ集団は落ち着きを見せる。一方、4番手フィジ子、5番手にうむが激しいテールトゥノーズのバトル。ここはレース巧者のにうむが前へ。3位のファマスが先にピットインすると、一時表彰台圏内まで浮上する。ところが、残り8周でにうむがピットに飛び込むと、再びファマスが3位に返り咲く。結局、トップ集団はこのままの順位でチェッカー。Yanparaがビクトリーレーンにマシンを止めると、誇らしげに拳を突き上げた。

 

中団争いでは、6位を走行していたショウゴッテルが最終ラップ手前でガス欠となり、ピットインを余儀なくされたことで入賞圏内から脱落。にっしーが予選11番手から2戦連続の7位でMoRに輝いたほか、Jackも2戦続けて入賞。新井康久は9位に滑り込み、初入賞を果たした。また、ジェレミーが2戦続けてファステストをマークして意地を見せた。

 

 

 

 

次戦は早くも1週間後のニュル。ゴールデンウィークを笑顔で迎えられるチームは果たして…?