●あらすじ
ウルトラマラソンの猛者こと仙人様より刺激を受けて、心が折れる・再起動という魔法のようなワードを体験したく、無意識的にウルトラマラソンにエントリーしてしまった9月の上旬。
準備不足が判明した11月上旬から一気に装備を準備して、準備不足の体のことは忘れて、心をセット。早く寝ていざ、レースです。

●レース当日

おはようございます!
と起きたのが3時。すごーく眠たい。
最近寝不足気味なのにさらに早起きとは何事ぞ!と
怒りたくもなったものの、自分で蒔いた種。
しっかりと刈り取りませんと。

起きて、装備の最終確認をして、車で現地に移動。
いよいよ受付です。

コーヒーはトイレが近くなるので、よせばいいのに、眠気覚ましにと
2杯も飲んでいました(汗)
コーヒーがないと生きていけない、今の私。
早く代替手段が欲しい。

コーヒーを飲みすぎ、季節がら朝は寒く、緊張感からレースまでに3度もトイレにいくことに。。
緊張感と寒さはトイレが近くなる2大原因なので、ご注意くださいね。

当然水分も補給するし、おにぎりにバナナにと消化の負荷のかからないものを胃に入れて、カラダを動かしストレッチして、レーススタートを待つばかり。


初めてのレースのとき私はキョロキョロしています。
なぜか?
周りの人の装備やら格好が気になるから。

98%ぐらい準備不足で挑むので、勉強が不足しています。
あと、大体一人でレースに出るので学習の機会が不足しています。
だからこそ、レースに挑むランナーを見るのが一番勉強になります。

さっそく、当初準備してきた服装もその場で変更。
きっと走りやすいであろう格好に変更し最後の装備を装着します。

最後の装備は、レースに欠かせないもの。
レースに欠かせないものって何だかわかります?

自分がどのペースで走っているのか
今どれくらいの距離を走っていて
どれくらい時間が経過したのか


などが図れるGPSウォッチです。
これがないと指針がないので、苦しいのです
(初めてのハーフマラソンはうっかり忘れて大変な目にあいました(T_T)

今回は忘れずにGPSウォッチを持参し、一昨日にフル充電済み!
レース前にGPSで位置を捕捉しておくために、GPSウォッチの電源をポチッと入れました。

『ピロリ』と電源の入る音。
やっぱり、これがないとね~。

『ピッ!』
何やら警告音のような音がなりました。

出てきた画面は
『EMPTY!充電してください』

「なんでやねーん!!( ゚д゚)」

車の中で絶叫。

一昨日充電したばっかりのガーミンちゃん(腕時計の名前)レース開始前に力尽きる・・・。

*おそらく、充電してそのときに電源が入ったのかな?
そのまま一両日経過して、力尽きたのかと。


はじめてのウルトラマラソンでペースもわからず、走れとおっしゃるのですか!?

弱った。。

でも、最近は便利な世の中。
携帯というものがあります。ランニングアプリを急遽インストールしてレースに挑みます。


なんとか体裁を整えて、南伊豆の市長の挨拶が終わり
レーススタート!

参加者450人が一斉にスタートします。

ただいまの時刻:AM6:00

朝日が顔を出しつつあり、ほんのり明るさが天を覆う。
風は強いけど、雲は少なく、とても清々しい気候。
今日この日、幸せな1日となりますように。
(少なくとも地獄はみませんように・・・。)
と祈りながら
はじめてのウルトラマラソンがスタートしました。

続く。