会計士試験受験中にもう1つ変化変容の体験がありました。

それは1回目と2回目の受験の間の出来事です。

1回目の受験までは、寝ている時間以外は基本的に勉強のみ。
勉強して、勉強して、勉強して、勉強して・・・。
いつまで勉強してんねん!とツッコミ受けそうですが、そんな
状態でした。

では、1回目と2回目で何が変わったのでしょうか?
それは、勉強の仕方が変わりました。
1回目も2回目もゴールは合格でした。
でも勉強への取り組みが違っていました。

1回目はがむしゃらにやってやってやりまくるスタイル。
勉強の時間配分なんてものはありません。
とにかくやるのです(笑)
何とも無謀な戦略でした。

でも、1回目の試験の時に経済学がおそらく0点でした。
苦手だったのです。
他の法律科目も致命傷はさけていたかもしてませんが、トータルで見るとほぼ壊滅状態(汗)

そのときに、このまま勉強しても来年落ちるというのが見えました。

受験というのは得意科目の最高得点を競う訳ではありません。
平均点が合格水準に達していれば合格します。

それにようやく気づきました。3年かけて・・・。

ここから2回目の受験までの間の勉強スタイルは
得意科目は実力維持程度に
苦手科目を完全克服に変わりました。

苦手なものばかりやるのは苦痛でしたが、成長するのも特徴です。
90点を95点にするのは相当しんどいですが、
40点を60点にするのはそこまで労力がかかりません。

やったらやっただけ成長するので、苦手科目への苦手意識は確実に減少していました。

最後は運が味方したのですが、1回目の受験失敗からの学びにより、自分の弱点と向き合えた事
と対試験の勉強が出来たことも合格要因の1つだと考えています。