✨正式タイトル✨

すーさんのRoad to the END

240518
【隣りのワンダーランド】

【「薔薇と星」一号作戦】④【最終回】
次はいつ・どこの星を観る?


倉敷科学センターのプラネタリウムにて、世界の星空を見るという思ってもみなかった機会に恵まれた。


初期のプラネタリウムは半球画面の下に客席。観客は真上を見上げて天体ショーを観覧した。


倉敷科学センターのプラネタリウムは45度ほど、傾いた半球スクリーン。リクライニングチェアを倒すと自分の前面、180度が全て星空、ということになる。見てる方は楽だが、この座席とスクリーン作るのに2倍3倍の建造費がかかりそう。





資料によるとこういった傾斜ドームが登場したのは80年代になってかららしい。


水平ドームスクリーンならばそこに映し出される星空は、実際に夜空を見上げるのと変わらないリアルさだが、

傾斜ドームになってからは地上から見る星空のほか、地球外から見た星空のシミュレーションも可能となった。

プラネタリウムはリアルを超えたのである。


今日見たのが普通のシミュレーション星空映像でなく、映画仕立てのものだったことも大きい。すーさんは今更ながらに、プラネタリウムのプラネタリウムのみではない映像体験の可能性に気付いた。


今回来たのがたまたま15時台だったおかげで「星の旅 世界編」を見ることになったが

時間がズレてれば、しまじろうを見ていたかもしれんし、チコちゃんに叱られる体験をしていたかもしれん。



プラネタリウムのスクリーン用に製作される映画も実は多い。




ワンピースのもあるんか。

ロビン先生「これは私も知らなかったわ」










日が落ちる直前に、福山に帰った。



千空「よかったろ?プラネタリウム」


うん。


千空「これからも科学する心を唆らせてくれるような、天文ネタを探してきてやるからよ、楽しみにしてやがれ」


晴れの国・岡山には、広島より多くの天文台やプラネタリウムがある。

6月には、これといった天文ショーのトピックはなさそうだが、7月7日は七夕で美星天文台でもなんかイベントありそうだし、8月にはペルセウス座流星群、太陽系惑星の接近も多い。

星が出ていないような曇天の日でも雨の日でも、その日見えているはずの星空を、プラネタリウムで見るってのもアリだ。


さあ、今後はいつ、どの星を見に出かけようか。


(この話は完)

ありがとうございました。


Cast

すーさん

メッサー・ミライース

メジロマックイーン

マチカネフクキタル


星街すいせい

ときのそら

AZKi

風真いろは

さくらみこ

(以上、すーさん学術会議天体観測部会)


ニコ・ロビン

石神千空



最後にテーマソング。

天体観測/BUMP OF CHICKEN

©︎ホロの唄/YouTube