✨正式タイトル✨

すーさんのRoad to the END240223

【隣りのワンダーランド】:岡山県井原市美星町
美星天文台②


美星町ってのは日本で初めて、「光害防止条例」というのが制定されたところとして天文ファンの間では有名。

目的はとにかく、街の明かり、街灯、看板などが天体観測の邪魔だからだ。

それだけ、美しい星空に対する思いの強い町なのだ。その中心に美星天文台がある。

©︎写真はホームページから。


©︎写真はホームページから。

101cm望遠鏡を備えた天文台がメインで、展示の量はそれほどでもない。資料館とかと違うのだ。


2階が観測テラスに続く回廊となっており、天体望遠鏡は3階。テラスにも、2基の高倍率双眼鏡がある。両方、覗くのは無料。ただし人が多い場合は並んでね。



R2-D2の頭みたいな、ドームのカバーが開くと望遠鏡が顔を出す。


101cmの望遠鏡、というのがどのくらい凄いものなのか素人の自分にはよく分かっていないが、すごいってんだからすごいんだろう。

オペレーターのおっちゃんが操作、その時一番よく見える星をロックオンしてあとは自動追尾する。


結果から言うと今日すーさんがここへ来たのは最悪手で、満天の星どころか満天の曇天で星などほとんど見えない。

1等星、おおいぬ座シリウスも見えていたがそのうち見えなくなった。

明日満月になる予定の月だけが、雲間を出たり入ったりしている。

101cm望遠鏡からも🔭はっきり見えるのは月だけということで、おっちゃんオペレーター申し訳なさそうにしていた。


テラスの双眼鏡から月をみる。


©︎ウェザーニュース


自分は目が悪く眼鏡をかけても1.0くらい。こんなに月の模様が、はっきり見えることなどほとんどない。

のでちょっと感激して見入った。

明日スノームーンになる予定の月を。


係員の兄ちゃんは、「ちょっと上見上げりゃ、そんなんよく見えるだろうに」みたいな目で見ているが気にしない。


もっと接近した画も見たいな。

3階に上がり101cm天体望遠鏡を覗かせてもらう。


©︎写真はネットから適当に拾ってきた写真


↑このレベルの近さ大きさではっきり見える。なんならもっと鮮明に。思わず「おぉ…?」と声が漏れる。

車か🚗なんか走っていたら、見えるくらいに近く、鮮明に見えた。


ただの月見てこの興奮が味わえる。

天体観測にハマる人が多い理由が、少し分かった。


③へ続く。

他の星や、人工衛星の話も聞いたので次回はその話を。