✨正式タイトル✨



すーさんのRoad to the END番外編240222:すーさん学術会議和歌づくり部会「今回のテーマは『USJ』」



和歌をつくるための基礎研究を行う「すーさん学術会議・和歌づくり部会」の新入部会員、グラスワンダーが友達を連れてくるという。

グラス「本人も私と同じ、帰国子女でして。日本人のこころに大いに興味あるそうなのですよ」

それでは紹介します。新入部会員、

エルコンドルパサー。

メキシコのプロレスラー、ルチャドールのようにマスクをかぶったウマ娘が現れた。右腕に留まっているのは相棒のマンボくん。

エル「ただいまご紹介に預かりまし!エルコンドルパサーと申しマス!和歌はパッションデース!


頼もしいな。その時の気持ちのまま、自然に出てきた言葉で紡ぐのが大事、ってことね😃。


グラスワンダー「もっともそのままでは散文詩になってしまうので、言葉を整えたり、取捨選択したり言い換えをしたりして、和歌の形式に合わせていくのがよろしいかと。」


和歌作成の方法論のひとつとして有効だと思うよ。主流であってもおかしくない。


🍵


Mc「さてそんな、和歌づくり部会に、ある一つの残念なお知らせがあります。」


部会長メジロマックイーンが言い出した。

エル「なんデスかなんデスか?艦長がまた『たなかのたんか』さんの歌会に出す歌の締め切りを過ぎてしまって、不参加になりましたか?」


すーさんは時々、期限を忘れてしまい慌てたり、未提出に終わることもある。

すーさん学術会議内では結構話題になってることらしい。


Mc「いえ、お題『USJ』の短歌は一首、あんまり出来はよくありませんが提出されています。」


↓こちらがその歌会のようす。

noteをインストールしている人は、閲覧することができます。


https://note.com/tanka_place_mo/n/n157d5ff4a78f


Mc「ただ、この会においては参加者は、各参加者の作品を鑑賞して、自分がこれに対しこれだと思った歌に対して寸評、感想を添えて持ち点3点を自由に割り振り採点する、という習わしがあるのですが艦長、この人はその投稿日を忘れて採点に加われなかったのです。」



エル「作品は投稿したのにその後の感想投稿をしなかったというのデスカ?」

グラス「それは残念な…いや、私たち和歌づくり部会にとっては大変不名誉な不祥事…はっ!?」

相当怒っているであろう部会長、メジロマックイーンの顔を見ていたグラスワンダーは、

グラス「このような不始末をしでかした艦長に、しかるべき処罰を…というわけでしょうか?」


グラス「斬りますか?」


Mc「いやいやいや、そこまでする必要はありませんわ。ただ、反省してくだされば」


反省します反省します、これからは気をつけますから許して下さい!


グラス「…😌」

刃物を収めたグラスを見て、すーさんの首筋にぶわーっと冷や汗が吹き出した。


エル「命拾いしましたネ、艦長😅」