懺悔の夕暮れ | 数秘術家 阿部としみのブログ★ 数秘サロンTSUKIYOMI(ツキヨミ)

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数秘術家 阿部としみの日々の気づきと数秘術で読み解く毎日のメッセージを綴っています。

 

仕事帰りの道は5時前というのに

秋の日は釣瓶落とし。

 

 

 

親子連れとすれ違い、しばらくしたら

後ろを2歳くらいのボクが

マーマー!

と泣き叫びながら必死に追いかけていた。

 

 

 

ママはこわばった顔のまま

もうひとりの子の手を引き

ずんずん先へ行って

距離がどんどん離れていく。

 

泣いているせいか

足取りはおぼつかなく、

車道に出ていきはしないか

ハラハラしながらその後ろ姿を見送った。

 

そのボクの泣き顔に

遠い日の息子が重なり

胸がつぶれそうになった。

 

 

 

ママ…

 

きっといっぱいいっぱいなんだ

買い物もしなければならない

これからご飯だって作らなければならない

ひょっとしたら

洗濯物も取り込まなければと

気もせいていることだろう。

 

子どもはそんな事情なんて

わかることもなく・・・

 

なんで言うこと聞かないの!

 

怒りや焦りや悲しみや

もういろんな感情がごったになって

くたくたで

怒鳴ったりする自分にもうんざりで

 

言うこときけない子はもう知らない

と・・・

 

 

 

遠いあの日の我が子に懺悔した。

 

ごめんね

 

ゆるしてね

 

でもきっともう

私をゆるしてくれていたかもしれない

あのときすでに。

 

ゆるしゆるされここまで来た。

 

私のところに来てくれて

本当にありがとうしかない。

 

 

 

見知らぬボクのママ、

 

いたらぬ自分も

いたらぬ子も

どうか

ゆるしゆるされますように。

 

 

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