サークル主催の講演会・・・無事終わりましたニコニコ ほっと一息です


子育て講演会と称し、『Nobody’s Parfect(ノーバディーズ・パーフェクト)~完璧な親なんていない』 という 親を支援するためのプログラムについてでした。


一般的に今人気なのが コーチング これは子どもの良さをうまく引き伸ばすために、親の私たちがある部分で妥協しなくてはいけないような気がします。

それには発想の転換が必要なのですが、それがうまくできなければ結局ストレスは増大します。


ノーバディーズは、子育てで気持ちが行き詰った親の心に語りかけてくれます。




素晴らしい詩をご紹介します

--------------------------------------------------------


『今日』


今日、わたしはお皿を洗わなかった

ベッドはぐちゃぐちゃ

浸けておいたオムツは だんだん臭くなってきた

昨日こぼした食べカスが、床の上から私を見ている

窓ガラスは汚れすぎてアートみたい

雨が降るまでこのままだと思う・・・


人に見られたら、何て言われるか・・・

「ひどいねぇ」 とか 「だらしない」 とか

 「今日一日、何をしていたの?」 とか・・・


わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた

わたしは、この子が泣き止むまで、ずっと抱っこしていた

わたしは、この子とかくれんぼした

わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、

それは 「きゅぅ」 っと鳴った

わたしは、ブランコを揺すり、歌を歌った

わたしは、この子に、して良いことと悪いことを教えた


ほんとうに いったい一日何をしていたのかな

たいした事はしなかったね、たぶん、それはホント

でもこう考えればいいんじゃない?


今日一日、私は、

澄んだ目をした、髪のフワフワなこの子のために

すごく大切なことをしていたんだって


そしてもし、そっちの方がホントなら

わたしはちゃーんとやっていたわけだ


------------------------------------------------

しょぼん いかがでしょうか?

私はこの詩を聞いて、すごく涙が出ました。

何度読んでも、涙が出てしまいます。


私たちお母さんは、毎日真剣に子どもたちと向き合っています。

でも、社会は子育てと家事を両立させるものだと思っています。

まして、シングルマザーは?

自分たちが食べるために働かなくてはいけません。


私は、子どもを虐待する親、放置する親・・・決して許される行為ではありません。

でも、他人が押し付ける 「親とはこうあるべき」 という枠に

嵌め込む社会が、そうした 「親」 を生んでしまったのだと思います。


そして、自分たちが食べるため、楽しむための行為を優先した結果に

子どもが置き去りにされ、ストレスのはけ口になり

はかない命が奪われてしまう現実を、もっと社会が認めるべきなのだと思います