先日久しぶりにママ友のお宅にお邪魔して、5人でおしゃべりに話を咲かせていましたニコニコ

一緒にサークルを立ち上げ、共に子育てに熱く語り合ってきた仲間です音譜


そのうちの一人は小学校からの幼馴染です。彼女はおっとりとした風貌で、かわいくて小学校の時から男子には絶大な人気を誇っていました。

性格も温厚で天然ということもあって、女子からの反感も持たれることないのんびり屋さんニコニコそれが、そのサークル立ち上げ時に、たまたま別のお友達ルートで再会を果たしたのです。

それからというもの、ここ6年子ども共々お付き合いをしています。


その彼女が、彼女らしからぬ発言には驚いてしまいました。


最近、上の子(息子君)がかわいく思えない汗むしろ自分の目の前から消えてほしい・・・。

出かけていれば、自転車で後を追う息子がこのまま事故に合って死んでしまえばいいドクロとさえ思ってしまう自分が怖いというのです。


確かに、彼女の息子は、自閉傾向があるのかと、周りに思わせるほど小さな頃からこだわりも強く、頑なにまわりのお友達との接触がありませんでした。

そんな子どもの性格に悩みつつも、検査をすれば異常もなく、自閉傾向もない。

幼稚園選びも慎重に、少し遠くてもモンテッソーリ思想の幼稚園に入園しました。


久しぶりに会った息子君は、私に向かって元気にあいさつをしてくれ、下の妹の面倒も良く見ます。しかも、幼稚園でも下級の園児から慕われているという。


話を進めていくことで、彼女の心を荒ませていたのはお金¥でした。


息子君は生まれた時からアトピーでした。そのアトピーを治すために、彼女は独身時代の自分のアクセサリーや身の回りのものを売ってでも、良いと聞く医者に遠くても連れてゆき、漢方を買い、スキンケアを実践してきました。現在もその金額は数万円掛けています。


お友達とのランチも化粧品も洋服のお金も全て息子君に使うのです。

それがすでに6年という歳月の中でシコリとなってしまったのが愛情から生まれた憎悪でした。


まだ、彼女が打ち明けてくれたことで私たちが手を伸ばし、一緒に考え愚痴を聞いてあげることができたと思いますが、まだまだ彼女の中には大きな空洞ができています。

それを埋めることはまた時間が掛かると思いますが、一つだけ彼女が大粒の涙を流しながら話して判ったことは


彼女の深い愛情です。

子どもへのたくさんの愛が自分自身を追い込んでしまったのです。


愛して 愛して 愛して 愛して 愛して 愛して 愛して 愛して、子どもの苦しみを軽減してあげたくてがんばってきた大きな愛情が彼女自身の心を蝕んでしまっていました。


コレを書きながら、私も胸が苦しいです。

これから、彼女に、そして彼女の息子の心に暗い影を落とす前に私にもできることを探そうと思います。

見守ることも大事だけどね。それ以上にもできることがきっとあると思うから・・・。