物語のあとの気持ち持て余し日記。 | 机の上のちいさな箱

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読書と本たち、珈琲、手帳。
素朴な日々の暮らし。




物語を読んだ後の
気持ちを持て余している状態のまま
何も考えず、ずらずらずらーっと
書いていきます。



*


「烏の緑羽」7日、読了。
そっか、読み終わってからまだ3日目なんだ、と
今この文章を書いて思いました。


昔から、(昔というのはほんと幼い頃)
強い感動を呼び起こす物語を読むと
その感情を持て余してしまって、
日常生活を普通に送れなくなってしまっていました。

ずっと物語の世界に入って
ぼんやりしてしまう。
いつも物語のことを考えて
ふわふわしてしまう。

現と物語の世界を行ったり来たりする私を見て
危ないと思ったのか、
一時 母は私が本を読むのを禁止したり
読んでいると怒られたこともありました。

(付け加えておきます、
ですが母は私のそういった感覚や感性を
大事にしてくれる人です。)


行ったり来たりすることは 
大人になってからも
あまり変わらないのですが、
制御する術や予防線を張ることを
いくらかは覚えたと思います。



そんなこんなな私ですが、
今回も行ったり来たりしています。

昨年の8月の「追憶の烏」よりは
だいぶマシですが
(追憶〜は衝撃が大きすぎでしたから)
夢の中までも物語に占拠されています。




今回の「烏の緑羽」は外伝的な雰囲気がします。

阿部智里さんが 発売前に
立ち位置としては「玉依姫」に近いと
作家の羽休みでおっしゃっていたのも納得です。
ですが、本編ストーリーにも
かなり絡んでいます。



表紙が公開されて
あ、これは長束だ、と思いました。
長束のことをもっと読みたいと思っていたので
とても嬉しく、楽しみにしていました。

長束のこととなると
きっと路近のことも描かれるだろう、
路近はずっと興味があって
もっと知りたいと思っていたので
とても楽しみにしていました。



今、考察など色々と整理中です。

逸る気持ちを抑えつつ 少しずつ進めています。

路近のことをじっくりと考えてみよう、
そう思っています。

落ち着いて、日常生活を送りながら、
読書もしながら、
ゆっくりと進めようと思います。




きっと全国の八咫烏シリーズファンが
この瞬間も一緒に物語を読んでいるんだ、
そう思うと 嬉しくて嬉しくて
喜びがじわじわ湧き上がってきます。

こんなすてきな物語を
リアルタイムで読める
今に生きていてよかった!

そんな風に思わせてくれる
阿部智里さん
ありがとうございます。*

そして、デビュー10周年おめでとうございます*







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今日も読んでくださり
ありがとうございました。**


いつも ありがとうございます*



ずらずら日記を読んでくださり
ありがとうございました。



如奈。