図書館と、勾玉の物語。* | 机の上のちいさな箱

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読書と本たち、珈琲、手帳。
素朴な日々の暮らし。

こんにちは*


木曜日です。


晴れていいお天気。*

洗濯物がよく乾きそうです。



今月も4日目。

パートのシフトを見ながら
一ヶ月をイメージします。


今月も 休まず 笑顔で働けますように*


*……*……*……*……*……*……*……*

さて、勾玉三部作、読了です。


「薄紅天女」は 下巻から
二人目の主人公が登場します。

豊葦原(日本)に残された
最後のひとつの勾玉…
…明玉をめぐる物語は
舞台を都(長岡京)、大津、伊勢へと移し

二人の主人公が出逢い

一緒に時を過ごし、
あっという間にエピローグ。
ハッピーエンド*


*


「空色勾玉」は古事記の世界。
イザナギイザナミの国生みから
三貴神(天照大神、月読尊、スサノオ)、
天津神と国津神、
天皇家の誕生、etc.

神話の世界、神々と人との世界です。




「白鳥異伝」はその名の通り
古事記などに伝わる ヤマトタケル伝説を
もとに描かれています。
(ヤマトタケルは最期白鳥になったという伝説があります)

神々の世界から 少し
人の世界…伝説の人物の世界です。



「薄紅天女」は史実と伝説を
織り混ぜた物語です。

光仁~桓武~平城~嵯峨天皇の時代
更級日記の竹芝伝説、
朝廷と蝦夷の闘い、etc.

史実とはだいぶ離れている印象ですが
竹芝伝説(簡単に言うと内親王が竹芝(武蔵国)へと嫁ぐ物語)
と勾玉をまぜて、
空色勾玉から続く一連の物語として 
きれいにまとまっている感じです。*

*

「薄紅天女」は 一番読みやすい作品な気がします。
文章や、構成や…
あとは歴史に詳しくなくても
わかりやすいと思います。

心理描写も より繊細で
心に染み入る箇所がたくさんです。*



この勾玉シリーズは 読む度に
いっぺんに 心が その世界へ飛んで、
出逢い 別れ 旅をして 生きている感覚に
なる すてきな物語です。*



*


予約していた 宮部みゆきさんの
「泣き童子(わらし)」「三鬼」を
借りてきました。*

どちらも ハードカバーです。

こちらも 楽しみ♪


そして 勾玉シリーズもまだ続きます^^


*……*……*……*……*……*……*……*


きょうもお立ち寄りくださり
ありがとうございました*


ゆっくり のんびりと
まるい心で過ごせますように。*



いつも ありがとうございます*^^


如奈。