昨日の日本ダービー。

今後のために、いろいろと備忘録として残しておきたいことがあります。

 

1.安田翔伍調教師と横山典弘

最初の出会いは2019年ワンダーリーデルで武蔵野Sを勝った時。

翌年から栗東に拠点を移した横山典。

1月6日キングオブコージと出会う。1勝クラスを勝ってから、

2勝クラス、3勝クラス、G2の目黒記念まで4連勝した。

この馬をきっかけに、二人の関係が深まった。

 

2020年から現在まで、安田翔伍厩舎は98勝しているが、

横山典騎乗で22勝とトップ。単勝回収率141%、複勝回収率98%

ちなみに2位は息子の横山和生の18勝。単勝回収率117%複勝回収率86%。

何と横山親子で40勝。この間108勝しているが37%が横山親子でのもの。

土曜日の葵Sも和生のピューロマジックで重賞勝ち。

 

この絶大なる信頼関係が、皐月賞でのゲート入り直前の競走除外を生んだ。

馬運車で栗東に帰った時に、かなり馬が脚を痛がっていたとのこと。

あの、皐月賞の激流を走っていたら、どうなっていたのか

馬ファーストの横山典。改めてその感性の凄さを再認識した。

 

2.展開の重要性

どの馬が逃げるかも全く分からなく、スローペース必至のレース。

横山典は出していって、うまく岩田の馬が逃げてくれて、2番手が武豊の馬。

上手くインの3番手のポケットに収まった。

 

途中から外からサンライズアース、コスモキュランダがまくって行った時も

インにいたため、それほど影響がなかったという。

真ん中より外にいた馬は、まくられた時に、テンションが上がる影響があった。

レガレイラのルメールも当然動きたかったはずだが、2番枠で動けなかった。

前半の5ハロンが62.2。後半の5ハロンが56.8の史上最速。

これでは、後ろの馬はどうしようもなかった。

改めて展開の重賞性を再確認したレースだった。

 

3.パドックから馬場入りのテンション

ダノンエアズロックがパドックから馬場入りした際、テンションが上がり

騎手もなかなか制御できなっかた。あれではいくらモレイラでも・・

『レース前に終わってしまった』とのコメント。

なかなか返し馬まで見て馬券を買うことはないのですが、

今後は、そういうケースがあれば、予想を覆すことも必要だと感じた。

 

以上、今年のダービーを見て感じたことを備忘録として残しておきます