今年、先週までの人気別の騎乗回数です。馬質がどうかの判断材料になります
まだ騎乗数が少ない、古川、大江原を除いた5人を調べました。
馬質のいい順番に並べてみました。
左から、 1人気、2人気、3人気、4-5人気、6-9人気、10人気以上(騎乗回数計)
永島まなみ 5回、7回、10回、29回、49回、35回 (135回)
小林美駒 3回、2回、7回、8回、23回、41回 (84回)
今村聖奈 2回、2回、3回、8回、28回、30回 (73回)
藤田菜七子 2回、2回、4回、4回、11回、41回 (64回)
河原田菜々 0回、2回、3回、10回、29回、42回 (86回)
騎手にとって騎乗回数を確保するというのが一番大事です。
騎乗依頼がなければ、勝てないですから。
結果を出していけば、騎乗依頼が増えて、当然いい馬の騎乗依頼が増えてきます。
騎乗依頼の一番多い永島の馬質が一番多いのは当然です。
小林美も、上位人気(1人気~3人気)の騎乗回数が多いです。
同じくらいの騎乗回数の河原田と比べると、馬質では、恵まれている感じです。
今年まだ未勝利の藤田ですが、確かに10番人気以上の馬の騎乗回数は多いですが、
上位人気でも8回騎乗しており、チャンスがないわけではありません。
菜七子得意の福島、新潟は4月から、それまでにスランプから脱出したいところ。
今村も全73回のうち、約80%が6番人気以降ということで、馬質はいいとは言えない。
初年度51勝をあげた騎手。まだ3キロの減量の恩恵がある。ここが正念場だろう。
河原田の馬質が一番悪いが、騎乗回数が2番目に多いというのは、人気のない馬でも、
賞金のありつける9着までに何とか持ってこようとする騎乗スタイルが評価されてのもの。
右回りだとコーナーに膨れてしまうことが多い。直線の短い小倉も合わなかった。
今週からは、左回り、直線の長い得意の中京開催が始まる。
中京開催では、一味違うところを見せてほしい。期待したい。