同じ職場の同僚が、マンションを売却することになった。
そこで、売却方法を調べてほしいと相談にのっている。
彼が自分で調べればいいじゃないか?
と思われる人もいるだろう。
じつは、その同僚が韓国出身。
2年ほど前に(日本に)帰化した。
日常会話は、問題ないが、日本語の読み書きは圧倒的に苦手だ。
インターネットで情報を収集しても、日本語で書かれているページは、読み解くのが一苦労。
ついでに、日本の不動産業界は、魑魅魍魎が跋扈する世界で一筋縄ではいかない。
私はドラマ「家売るオンナ」を観ていたので、中古住宅は売れる営業に頼むべきだと心得ている。
できれば、北川景子のような美人で、天才的不動産屋ならば申し分ない(笑)。
間違っても、イモトアヤコ演じる、シラスミカのような、ダメ不動産屋に頼むべきではない。
ただし、実際に頼んでみないと
良い不動産屋・悪い不動産屋の見極めが難しいことも分かってきた。
マンションを売ってもらうために、不動産屋と契約をしなければならない。
この媒介契約には種類がある。
不動産会社から一社だけを選んで契約する専任媒介と。
複数の不動産会社と契約ができる一般媒介だ。
私は一般媒介が有利にマンションを売却できると、同僚に提案しようと思う。
一般媒介のメリットは、
- 売れる営業に当たる確率が高い
- 囲い込みによる値下げリスクがない
- 他社に負けじと早く売ってもらえる
ただし、一般媒介のデメリットもある
- 責任をもって売ってもらえない
- しっかり話を聞いてもらえるか分からない
実際に売り出してみないことには、不動産屋にも分からないという。
ならば、可能性の高い一般媒介が有利なのではないだろうか?
ただし、日本では専任媒介が今のところメインストリームで、一般媒介は少ないという。
不動産業界の利権を守るために、専任媒介という制度を維持しているようなので、
古い体質だけは、簡単には変わらないだろう。