先日２日間プラノワで
大道芸イベントに出演いたしました。

プラノワって、いろいろなことを思い出します。
ショーの最中に。
１８歳の時からやっているからね、プラノワ。
もう５年かぁ、最初とは随分空気も変わってきました。

色々ぐるぐる。
お客さんにはどんな風に見えているんだろう。
ショーが始まればハイジとペーターのような
ほとんど言葉も交わさない無口な二人。
普段とは違う　いや、人間じゃないのかも。
いや、普段が違う人間なのかも。
いや…どれも自分じゃないのかもしれないけれど

ショーが始まったら
今までのことも　これからのことも全部捨てて
そこに存在するただの男女になれる。
大道芸って不思議。舞台って不思議よね。
自分じゃない誰かになれるんだから。
夢みたい。

夢から覚めるといつも
なんだか現実に引き戻されすぎちゃって
そのギャップにエネルギーを吸い取られます。
ぎゅーーーーーってね。

どっちに行けば良いのか、
どっちが正しいのかなんて
全然分からないのだけれど
いや、分かるんだけど逃げたくなるというか

だからステージに
ずっと立っていたくなるんだよなぁ。
ステージって残酷で魅力的。
死ぬまで違う人間になっていたいよ。
自分自身は随分汚れてきてしまった気がして。
どんどんヨロイやら仮面やらで
自分を囲いたくなってきます。

素敵でしょ。