2024年3月27日、認知症で要介護認定で要介護1となった実母がグループホームに入所して181日目の夜、グループホームの館長さんから「今日昼間にケアマネージャーと私とで介護保険被保険証を見せてお母さんに話をしました」と言って電話がかかってきた。

 

「今回○○市(グループホームのある地域)で調査してもやっぱり要介護1だったことをお母さんに伝えると、納得いかない」と言って落ち込んだ様子だったと言われ、これはまた一波乱起こりそうな予感がした。

 

そして、館長さんが実母に「何が一番嫌なのか?」と聞いたところ、実母は「○○市(グループホームのある地域)にいること」と言ったそうだ。

 

そして実母は、「子供とは縁を切ってでもここを出て△△市(実家がある地域)に戻って80歳まで兄ちゃん(母の兄)に色々と助けてもらいながら一人暮らしをする」と言い出したそうだ。

 

そこで館長さんは「親子の縁はそう簡単に切れるものではないんですよ。何かあればお子さんが対処しなくてはいけなくなるんですよと話ましたが、お母さん納得されていないようでした」と言われた。

 

これを聞いた私は、まだこんなことを言っているんだ。こんなこと言うことじたいが病気なんだ。病気だから仕方ないんだと思うようにした。

 

そして館長さんから「お母さんが一度子供と話をしたいと言っていますが、どうですか?」と言われた。

 

そこで私は「△△市(実家がある地域)に戻ることは無理です。」と伝えた。

 

そして続けて「母が一人暮らしをすれば、また元の生活に戻ってしまいとんでもないことになってしまうと思います」と伝えた。

 

すると館長さんは「お母さんには施設を探しているといったこと伝えてなかったのですか?」と聞かれた。

 

そこで私は「最初はデイサービスに通いながら自宅で生活をと思っていたのですが、母がとにかくデイサービスの話をすると怒り、それでも話をすると『あんな年寄りがいるところ』などと言って怒り狂いもう何ともならなくって、それでも『車に名前が書いてない車で迎えに来たりする』と話しても、『あんなジジババと一緒に車に乗るくらいなら死んだ方がマシ』等と言って手が付けられなくって、その時も『このままならこれから先どんなことが起こっても知らないよ』と話してはいたんですが、母は自分はおかしくないと思い込んでいるので、まさか施設に入ることになるとは思わなかったんだと思います。そして、自分が△△市(実家がある地域)じゃなくてもいいと言ったことも覚えていないんだと思います」と話した。

 

実母には前から「こんなお金の使い方をしていたら、施設に入らなくてはいけない時にお金がなくて入れない」と話したことがあり、その時実母は「病院の廊下でもどこでもいい」等と言い、私が「△△市(実家がある地域)じゃなくてもいいの?書道教室とかどうするの?」と言うと、実母は「書道教室は習字書いて先生に送ればいいから通信ですればいいから別にどこでもいい」と言ったのだが、本人はきっと全く覚えていないのだろう。

 

長くなったので、この話の続きはまた明日。