2024年3月25日、認知症で要介護認定で要介護1となった実母がグループホームに入所して179日目、ここのところ毎日雨が降っていて、まるで梅雨時のように家の中に洗濯物が所狭しとぶら下がっていて、早く青天が続く日々が訪れるといいなぁ~と思って過ごしていた。

 

さて、本日はまだ実母が認知症と確定したが要介護認定で要介護1と決定する前の過去の出来事(時系列)に戻ります。前回までの話はこちら→動かぬ証拠が必要だった

 

2023年6月4日、約3年ぶりに伯父に会い、実母がマイナスにした通帳の写真を伯父と従弟に見せ現状を伝えた。

 

そして、「2日前に弟がお母さんと電話で話をしたけれど、『優先順位付けとかどれが良くないことかとかわからなくなってきているけど、お母さん自覚できないみたいだ』と言っている」ということも話をした。

 

すると伯父は「優先順位付けとはなんのことや」と言ってきた。

 

そこで私は「例えば、体操教室を週に3回行っているけれど、これはすべて行かないといけないのか。書道教室は筆や墨や習字紙等消耗品にとてもお金がかかるが、どれか今使っている物の中でランクを落とせないか。お茶会に行きたがるが誘われたものに全て行くのではなく、ここだけは絶対に行きたいというお茶会に絞ることはできないのか等3回に1回はお休みする等と言ったことを提案していて、とにかくお母さんは遊びにお金がかかり過ぎているので、これだけは絶対というものを決めてその他の物は自分の収入に見合った生活をするようにずっとお母さんには言ってきているけれど、お母さんは『私は我慢したくない。好きなことして何が悪い』と言って本当に困っている」とここのところずっと私が実母に言っていることを話した。

 

すると従弟は「ちょっと叔母さん習い事し過ぎじゃないの」と言ったので、私は「うん、お母さん習い事し過ぎなんだけど、これでも足りないと言って単発の講座を探しては行っていて、交通費とか何も考えてないの」と言うと、従弟は「最悪じゃん」と言って呆れていた。

 

そして私は「お母さんが通帳をマイナスにしていることがわかって約一年、○○(弟)くんがなんとか立て直そうと頑張ってきたんだけど、お母さんはどんなに言っても生活を変えることをしなかったし、どんなに説明をしても『我慢をしたくない』等と言ってお金を使い続けて、これ以上○○(弟)くんがお母さんのマイナス補填をすると自分たちの生活が成り立たなくなるところまできてしまったから、来週の金曜日にお母さんが持っている通帳を全部私が預かることに○○(弟)くんが決めたんだ」と話した。

 

すると伯父が「今お母さん何冊通帳持っている?」と聞いてきたので、私は「お母さんの名義のゆうちょ銀行と信用金庫と農協と、○○(弟)くん名義のゆうちょ銀行と信用金庫3冊の合計7冊」と答えると、伯父は「そうか」と答えた。

 

そして私は「もしかしたら、伯父さんにお母さんから『主(私)ちゃんが私の通帳持って行っちゃった』とか、そういった話があるかもしれないけれど、こういった経緯があって私が預かることになったので、そこは理解して欲しい」と話した。

 

すると伯父は「わかった。だけどお母さんは私には話さんと思う」と言ったので、「私も今までお母さんが伯父さんにお金の話を一切しなかったのなら、この話はしないかもしれないけれど、こういったことがあるということだけは覚えていて欲しい」と言って1時間半程の話合いは終わったのだった。

 

そして、今回はわざわざ実母のことでうちの近くまで来てもらって話をしたので、飲食代は私が支払いし別れた。

 

こうして、おおよそ3年ぶりに伯父に会い実母が適当なことを言う前に今回は布石を打ったのだった。