2023年12月25日、認知症で要介護認定で要介護1となった実母がグループホームに入所して88日目、今日は朝10時過ぎにグループホームさんに11月分の請求書の件で電話をすると電話の向こう側がざわざわしていたので用件だけ話して直ぐに電話を切った。

 

あとでカレンダーを見ると今日はクリスマスだったのでもしかしたらグループホームさんでは今日クリスマス会があったのかもしれない。

 

そして今日は、実母の茶道の支部長さんと実母がしていた着物屋さんの積み立ての解約をして来た。

 

実母は積み立ての大部分を既に使っていて戻ってくるお金はほとんどなかったが、宙ぶらりんでのちのち面倒なことになることが避けられて本当に良かった。

 

解約作業後、支部長さんと喫茶店でお茶をし、買い物をして自宅に帰るとグループホームさんから例の手紙が届いていた。

夕食前に送ってもらった2通のはがきを読んで私は絶句した。

 

まず、伯父へのはがきを読んだ私の印象は【私こんなにかわいそうなの】だった。

 

以前弟が実母に対して言っていた【悲劇のヒロイン症候群で悲劇のヒロインになりたくて仕方がないんだね】そのままだった。

実母は伯父に「毎日涙している」とか、「生まれてこの方陶器の良い器ばかりでお食事をして来て、プラの器ですから味気ない」とか、「生きがいが無い」とか、「両親の元へ行った方が良いとさえ思えて」とか、「体重が35.5Kgです」とか、「無念」とか、「○〇○の羊カン食べたい」とか、「封筒でお手紙ください、切手も入れて」とか書いていた。

 

もしこの葉書を伯父が目にしたら、伯父は深く考えずにまたまた怒鳴り込んでくるだろう。

 

私からすると、まず最初に「兄上様」との書き出しが既に苦笑、こんな言葉実母から聞いたことがない。

 

そして、「陶器の良い物ばかり」と「お食事」にも引っかかる、これはグループホームさんに読んでもらうことを前提として書いているのか、それとも思考能力が増々おかしくなったのか。

 

ただ、最後の「○〇○の羊カン食べたい」は、本来の実母が表れていると感じた。

 

要するにグループホームさんでは体重管理をされているし、差し入れのある人とない人の差を作らないために差し入れできないことがわからず、弟にいくら言っても聞き入れてもらえないので伯父に羊羹を送って来いということのようだ。

 

さて、この葉書をどう処理しようか。

 

この続きはまた明日。