2021年4月7日(音楽発表会まで66日)、この日はCさんがAさんの家に来て打ち合わせをする日だった。

 

私は注文しておいたお弁当を取りに行き、この日在宅ワークの主人とオンライン授業の娘の分も追加で購入した。

 

そして、お茶はCさんが準備してくれると手を挙げてくれていたのでお願いしておいたら、なんとデザートも買ってきてくれていた。

 

私はCさんにだけは私がお願いをして音楽発表会の責任者になってもらったのだからこれ以上迷惑をかけられないと思い、AさんとAさんの娘さんがいるところで「Cさん、お茶とデザート代いくらだった?」と聞き、Aさんの分と自分の分を娘さんがAさんの財布から支払っていた。

 

また、この時はまだCさんにAさんにお金の請求が出来ない話をしていなかったが、Cさんも私にお弁当代をいくらか聞いてくれたおかげで、このお弁当代はいただくことができた。

 

お弁当を食べ、まずはCさんが作成をしてくれた印刷物を各自もらった。

 

この印刷物には今までわかっている範囲の出演者の名前・発表曲・学年が記載されていた。

 

そして、Aさんの生徒さんについてはまだ申込書や出演料をいただけてない生徒さんがいたがとりあえず出演すると考えて印刷物には記載されていた。

 

その後Aさんの娘さんが作成した【教室閉鎖のおしらせ】と【特別レッスンのお知らせ】をCさんに見せて、先生の紹介についての文章はこれならいいのではとOKをもらっい、特別レッスンについては一人1回行うと記載し、【音楽室でのリハーサルのお知らせ】についてはCさんが他の先生と調整をしてAさんの持ち時間を決めてから作成することにした。

 

そして、これらを印刷し封筒に入れ、名前をしっかり書き、渡し忘れがないように4月15日(木)から順次生徒さんに渡すことをAさんと娘さんとCさんと私で決めた。

 

この時、本当は【教室閉鎖のおしらせ】は郵送するといいのだけれど、生徒さんの住所がわからないのでなんとしてもレッスンの時に渡し忘れがないように渡すとAさんとAさんの娘さんに念押しを、二人とも了承した。 

 

また、大人の生徒さんや音楽発表会に出ない生徒さんにも【教室閉鎖のおしらせ】を渡さなくてはいけないから、生徒全員分の封筒があることを何度もAさんに話した。

 

更に、Cさんから「音楽発表会の演奏順をAさんに決めて欲しいから娘ちゃんも手伝って決めて」と話があった。これはCさんでもできる事だが、Aさんにも音楽発表会の運営をしているという喜びを味わってもらうため、Aさんの心の安定のために任せたのだった。