開演45分前に劇場ロビーに着いてびっくり!
「トイレ列よりグッズ列が長い❗️長過ぎる‼️」
そのグッズ列は、
予め2階への階段に誘導されて最後尾へ並ぶのですが、その間にも
「〇〇は今日の分は売り切れです」
とか
「開演に間に合わない可能性があります」
とか言われて
もう気分は「戦場!!」でした。
無事にパンフレットだけ買って着席
引き扉のように左右に動くセットを正面に、
だんだん客席も静かになっていき、、、
太田基裕さん演じる壱腹侑子登場で
一気にHOiICの世界に没入
登場するだけで感じる妖しく美しい人
そして
なんとも不思議な響きな声に酔う
感想は
「いつもいつもすごいモノを
魅せてくださり
ありがとうございます」
以外何がある?
もっくん演じる侑子さんが美しすぎて、
何度も衣装を変えるけど、どれもかれも妖しく美しく似合いすぎて、
それらはアクスタにもなっている(^ ^)
立派にヒロインです👍
登場の着物では黒の網タイツに包まれた御御足がちょうど拝める席だったので、思わず心の中で合掌
今回のストーリーは
写真の女が動くからなんとかしてほしいとの依頼の女性(櫻井圭登さん)の話から。
写真の女の正体は、女性が昔が崖から突き飛ばして殺した女だった!
それを動かなくする「対価」は、
彼女がこれ以後何にも映らない事!
、、、写真にもテレビのインタビューにも映れないのは無理な話で、半狂乱になっていく姿が哀れで自業自得
次は
公園であった寂しそうな女の人(加納幸和さん)と仲良くなった四月一日君(阪本奨悟さん)の話
女は「死んだ息子がいきていたらこれくらいかしら」と、まるで四月一日君を息子ように可愛がり、四月一日君も寂しそうな様子を見せる女にお弁当を作り会いに出かけるようになる。
しかし女の正体は妖で、
四月一日君は仲良くなるにつれて生気を奪われていく
そんな四月一日君を助けるために
百目鬼君(松島勇之助さん)は女を射抜く
それを怒った四月一日観に百目鬼は言う
「これは俺が【選んだ事】だ」と
そうそう
百目鬼役の松島君が今回すっごくよかった(^ ^)。
初演の時、セリフがなくて端っこにいると、
なんだか素に戻ってぼんやり聞いているように見受けられるシーンがあって、
「しっかりしろー、つん立ちしないの!」
と思いましたが、
今日はちゃんと百目鬼のままに立っているのが実感できました(^ ^)
それと百目鬼君の祖父 遥 役の時、
ちゃんと違っていてとても良かった
それから
井戸のある家の腐らない女性の遺体の話
そして最後は
ひまわりちゃん(赤澤遼太郎さん)のおぞましく残酷と言ってもいいだろうの性質、
「私は周りにいる人を必ず不幸にする」の話。
、、、過去彼女の出会った人達は事故、自殺などで命を落としていて、彼女も自分の性質を知っているのが切ない。
そんなひまわりちゃんと指切りをした四月一日君も
その影響で2階から窓枠ごと落ちて死線を彷徨う
そんな四月一日君を助けるために侑子さんに差し出した「対価」が、
百目鬼君は四月一日君が流しただけの血を差し出す事、
ひまわりちゃんは四月一日君の受けた傷跡を自らの背中に写す事だった
四月一日君をお見舞いに来たひまわりちゃんとのシーン。
ひまわりちゃんは自分の性質を告白した後、
さよならをするつもりだった。
そして
ベットに横たわった四月一日君の「それでも僕はひまわりちゃんが笑っていてくれると嬉しい」を後ろを向いたままみじろぎもせずに聞いているけど、
演出?たまたま?下手のカーテンがふわふわ揺れていて、それがなんだかひまわりちゃんの心が揺れて泣いているように見えたのは、私の勝手な解釈かな?
そうそう
四月一日君の眠っている姿を見ているひまわりちゃんの周りに、だんだん黒い服のアンサンブルのダンサー達が静かに這い上がってくるというか迫ってくる表現がとてつもなく怖くてカッコいい、
彼らは上手すぎる!
彼らが蝶🦋をひらひらさせたりするけど、
身体能力が高いだけじゃなくて、存在感を消して完全な妖モードになっちゃう人達でした
話を元に戻して
その後、ひまわりちゃんが客席に背中を向けて制服のブラウスをちょっと襟すかしにした時、
首まで黒い線のケロイド?が見えて、
それはちょうど原作漫画の半ページに描かれたひまわりちゃんの傷だらけの背中を思い出してちょっと泣けたし、
おまけに
パンフレットの最後のページはひまわりちゃんの後ろ姿‼️
こーゆーのをエモいというのかな?
さて
四月一日君は怪我が癒えるよう寝ている間に、
侑子さんからもらった「卵」を握っていて、
元気になったらそれが孵って黄色の鳥になって、
「たんぽぽ」と名付けられてひまわりちゃんに預けられて大切に育てられる
背中の傷を服の上からもさらに隠すようにツインテールの髪を解いたひまわりちゃん。
四月一日君は友達2人が自分にのために払ったくれた「対価」を知らないから、余計な心配をかけないための心配りを感じる、
、、、万が一でもブラウスから透けても見えさせないためと思うから
さて
あちら側の連れて行かれる感覚になるエピソードでばかりなので、
猫娘(三井淳平さん)や雨童女(大平峻也さん)、座敷童(櫻井圭登さん)の登場がめっちゃ場を和ませてくれる
相変わらず四月一日君が大好きすぎて照れまくる座敷童と、しっかりモノの雨童女のコンビが可愛い。
ホント
「ゴム引っ張りゲームなど身体を張ってくれてありがとう」です😆。
マジそのシーンでちゃんと笑っておかないと
後の話まで気分が持たなかっただろうから
さて
カテコの拍手の中、
スタオベのタイミングをみはからっていたのですが、
最後に侑子さんの四月一日君が2人だけが舞台に残り
四月一日君が「侑子さんと僕は会っていますよね?
これは夢ではないですよね(ニュアンス)」のセリフ
侑子さんの椅子に座る四月一日君の手には
侑子さんの煙管が!
もうそれは
「舞台HOLiC 3作品目の予告を
ありがとうございます🙌」
であってますよね?
ただ原作では侑子さんのエピソードはCLAMP先生の別の漫画「ツバサ」「カードキャプチャーさくら」との世界線が交わるから、
そこをどうされるんだろ?
とすでにワクワクしています☺️
そして
前回上演中にもっくんが体調を崩して入院になって一旦中断したけど、
時間がかかってもキャストほぼ横滑り(一部のアンサンブルとモロ・マルはキャス変byパンフレット)で上演したい!理由がはっきりわかりました。
これだけ出来のいい舞台を「見せびらかしたい」制作側の心意気をちゃんと受け止めました👍
さて夜のもっくんのXより
大千穐楽おめでとうございます🎊
ほんとに綺麗な人