配信)舞台「刀剣乱舞〜山姥切国広 単独行 日本刀史」 | なおのブログ

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2022年5月15日
舞台「刀剣乱舞〜綺伝 いくさ世の徒花」大千穐楽の驚き4連発の情報より
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一人芝居?!

 それに

2023年10.11月って来年?!

 、、、手帳に書き書き(^ ^)

 

 

 

 

5月18日

 これからの作品に不安?

 

は特にないのです。

 脚本・演出の末満さんがちゃんと「大団円」を見据えてらっしゃる事がわかったので安心してその船に乗って船酔いになったり、

時々ぼーっと空を見たり、

時々違う島に降り立ったりしながら「この本丸」の行く末を見届けたいです

 

 

 
2023年4月28日

https://natalie.mu/stage/pp/meijiza150th

 

 

荒牧慶彦さんが明治座近辺の散策

それと

明治座の専務取締役三田光政さんと対談

 

 

 

8月6日

舞台「刀剣乱舞〜七周年感謝祭 夢語刀演曾」

 

 配信で見ました。

 

 

夢の中の「はちゃめちゃ本丸らんど」ですが、

山姥切国広と三日月宗近の中身が入れ替わったり、

まんばちゃんだけが不穏な空気を感じているようでそのギャップが面白い作りでした

 

 

 

 

 

 

 

 

 


当たり前にチケットは全落ち😭したので、

配信を楽しみます

 

 

 

 

9月17日

寂しがりやのまんばちゃん

 

 

 

アンダースタディは松井勇歩さん

荒牧慶彦さんのXより

 

 

 

松井さんは8月末にワタナベプロを退社して、

現在(たぶん)フリー。

あまりに突然の退社報告だったので「どーしたのかな?」と思いましたが、こうやって仕事をされている情報があると安心します

 

 

 

【本編】

内容にふれています

 

 

 

 

 

初日コメントと舞台写真

 

 

この作品は

末満さんが荒牧さんを全面的に信頼の上に

これできる?

あれもできたよね?

これもやってみようかな、、、

いやいや

マッキーなら任せても大丈夫だ💐

を形にしたものだった🙌

それに

円環や時間遡行軍の謎など突っ込んだ内容でもありました

 

 

 

 

序盤は副題にあるように「日本刀史」から

 

山姥切国広演じる荒牧さんが織田信長の家来になるところから話は始まる

「(今まで)戦っていた相手が、いつも気にしていたのが織田信長だったから会いに来た」っと

 

 

今回のストーリーの目玉は、

とてもたくさんの「織田信長」がいる事。

そのどれもが話し方が違うし、

顔が違うし、

なんなら猫や犬の擬人化信長や女性信長まで登場して、

彼らは時としてストリーテラーにもなる。

そして

「多くの信長=物語をたくさん持つ人物」

が何やらキーワードになっているようだけど、

まだ解釈できていない

 

 

 

そして刀の歴史を巡る旅が始まり

山姥切国広は八岐大蛇を対峙するスサノオウになり、

厩戸皇子になり、

 、、、荒牧さんは声色を変えて役を作り、

衣装に着替えは舞台上の布向こうでちょっとギャグタッチに(笑)。

飛鳥時代の髪形みずらがとてもよく似合っているので、そのまま舞台「日出処の天子」の厩戸王子役をぜひやってほしい。

 

三条小鍛冶宗近になり、

北条政子になり、

(尼僧姿もよくお似合いでした)


2幕では

畠山義就

(応仁の乱を引き起こす張本人)、

明智光秀、

石出帯刀、

(明暦の大火で罪人たちを「必ず戻るよう」言い含めて牢から出した牢屋奉行)

桐野利秋(きりのとしあきは西郷隆盛の片腕)

 

と次々と歴史上人物になっていく。

 

 

全ての人物の声を変えて演じ分けている荒牧さんは「こんなに上手い人だったのね」

と思うし

配信のカメラワークがGJで、

桐野役では銃で撃たれて亡くなるシーンでその死にゆく表情をきっちりカメラで抜いてくださって感謝でした 

 

 

そして

その間にも何度の同じフレーズが問いかけられる

 

「もっと強くならないといけない」

「なんのために強くならないといけない?」

「三日月宗近を円環から救い出すために」

「三日月が何を考えていたのか知りたい」

 

でも多くの信長は言う

「知りたいというより自分が納得したいだけでは?」

 

 

 

 

そして荒牧さん本領発揮の怒涛の後半!

 

悲伝のラストシーンのように波の音しか聞こえない空間にたたずむ山姥切国広。

、、、でもちょっと照明から外れている?

 

っと思ったら下手から現れたのは三日月宗近、

それを演じているのは荒牧さん!!

 

青い衣装の三日月宗近荒牧さんと山姥切国広(アンサンブルの誰かが演じている)は悲伝のセリフと殺陣シーンをほぼ完全再現してるし

それも

三日月宗近が負ける大千穐楽版で‼️

、、、このスピードはまだまだ上がるはずだから、千穐楽の配信は見たいと思う。

 

 

その荒牧さん演じる三日月は、

7周年祭で体が入れ替わった山姥切国広と三日月宗近のそれより完璧で、

しゃべり方は当たり前に寄せていて、

立ち方まで近づけているってすごい技をこともなげに魅せてくれる

 

 

 

さて

この物語にはいわゆる「黒まんば」と言われた維伝の時に「もっと物語をくれ」のセリフを残した黒衣装の山姥切国広も何度も何度も登場する。

 

 

彼はより強く「三日月宗近を円環から救い出したいと願っているようだが、

山姥切国広は彼に「三日月を救わなくてもいい、

太陽(山姥切国広自身の事)が物語を与える」と伝えるが、

その後「天伝」の阿行と吽形や黒田官兵衛をはじめとする時間遡行軍と単身で戦い

「折れた」

 


それを助けたのはきつねのこんすけ ならぬ 

「ふくのすけ」

、、、操作は黒子がしている

が審神者から持たせてもらった「お守り」

 

 

 

「極」になり

 

無事に時間遡行軍に打ち勝ちそうになる山姥切国広に、

黒田官兵衛が不思議な事を言う

「お前達の物語なら信長を救える」と

 


 

そして

結局山姥切国広は自らの意思で円環を巡ることを選ぶ


映像でパンフレットにある年表が螺旋の渦のようにクルクル回りながら高く上がっていく。

、、、これは山姥切国広が円環を出るために何度も何度も戦っている事の象徴では?

 

 

そして

年表の悲伝の「悲」が消えて「陽」伝になり、

副題の「結の目の不如帰」がハラハラと消えて

 

 

暗転

 

 

 

 

エンディングはいつもの番傘ですが、

それをインストゥメンタルにして正解です。

、、、苦手な事を無理やりやる事はないからね

 

 

 

 

実は前半「何をみせられているんだろ?」感がありましたが

2幕に入ってからのストーリは見ごたえたっぷり。

 


特に荒牧さんの魅力と演技力と殺陣の技のオンパレードを魅せびらかすステージ構成で

配信ですが暗転後思わず拍手👏しちゃいました。

それと

何人も何人も出てくる20人近くいる信長やあらゆる役を演じているアンサンブルの皆さんの動き回る量の多さとか、

とにかく情報量が多い

 

今日はまだ2日目

これは京都大千穐楽の配信も物凄く楽しみになりました

 

 

そしてますます

三日月宗近を円環から救う山姥切国広の物語が待ち遠しくなります

っと書いてはたっと気づく。

「アレ?

悲伝が陽伝になったら何がどう変わるの?

それで三日月が円環から出られるの?

悲伝大千穐楽で山姥切国広が勝った事は、

その後の刀ステ本丸にどう関わるの?」

などあれこれを、

全部が終わった後で末満さんに答え合わせしてほしい気分です