一度観たかった 「劇団☆新感線」の舞台
豊洲に新しい劇場「IHI ステージアラウンド東京」ができて、こけら落としの演目が「髑髏城の七人」。
、、、こけら落としですが、3ヶ月✖️4本の演目の後、更地に戻すっと聞きました(4月中旬情報)
なんちゅーもったいないことを
無界屋欄兵衛 (むかいやらんべえ)=早乙女太一さん
文字に「らん」が入っていることでネタバレな人、
かつての「蘭丸」その人。
洗濯機を想像してください!
洗濯槽に客席があって、洗濯機本体と洗濯槽の間は通路になっている
っとこんなイメージです。
洗濯槽の客席が、ふわ~っと右や左に回る。
体感はあるけど、あまりにスムーズだから酔ったりしません。
、、、私自身これが心配だったので(^◇^;)
ですから
遅刻して中に入れてもらえるタイミングは、普通の舞台よりずっと難しいはず。
だって
客席回している最中の案内は絶対に無理だもん!
そうそう
一幕が終わってロビーに出るために、開演前に使った出口から階段を下りたら、、、
「ここはどこ?」状態だった(・・?)
そっか、、、回ったから出た場所が変わるんだ。
舞台には幕の代わりに可動式の壁があって、
それが開いたり閉まったりすることで、客席から見える範囲が決まる。
この壁に客席から少なくとも見える範囲全部に映像が写しだされているから、
前の席で見るのと後ろの席で見るのとでは、体感が全然違うはず。
この映像が草原になったり、石垣になったり、髑髏城に着いた時のずーっと上に視線を移す感じとか、独特の浮遊感があって、
いつもだったら自分の想像力で補っていたあれこれを見せてもらっている感じがします。
360度の舞台設定は
1、始めの戦いのシーンとラストの戦いのシーンで使われた荒野(本当に川が作られていて、水がけっこうな勢いだ流れているからびっくりです)
2、色里「無界」の郷の赤い豪奢な建物、
3、その里の隣の森、
4、たった一回しか使われなかった白い曼珠沙華が一面に咲いている場所
(ここで髑髏城に向かう白い着流しの早乙女太一が、もーーーーかっこよくてかっこよくて魅せます)、
5、鍛冶場(ひたすら笑えます)
6、髑髏城の玉座と玉間(大きな地球儀もある)
7、髑髏城の内部
、、、、だったと思う。
エンディングで全部見れて、その場を使ったキャストが決めポーズで挨拶される
そこでも白い曼珠沙華の中の早乙女さんが素敵だった (///∇//)
歌って踊るっと書いてあったけどミュージカルというよりは、劇中挿入歌のような扱い
、、、たまにキャラソン的(‐^▽^‐)
何よりの最高のプレゼントは、終わった後 ステージの上を通って外に出られた事
先程まで、俳優さんが演技をされていた所を自分が歩くってだけで興奮するのに、
さらに
センター位置の[ 0]
その両脇に[ 1 ][ 1 ]
さらにその両脇は[ 2 ][ 3 」、、の数字が貼ってあるのがわかって、
さらに白いシールで作られた三角形があちらこちらに貼ってあるのが見えて最後まで大興奮
「ここがキャストさんが今まで生きててきた場所なんだー」
早乙女さんは、あまりに美しくて
蘭兵衛の時の白い着物の時はため息モノです。
合わせて魔王に取り込まれた時の赤黒い衣装、動き、殺陣、声
、、、もう一回観たい
森山未來さんもあれだけ殺陣ができると知らなくて、演技含めてスゴイ人でした。
、、、ダンスができるのは知っていたけどね
阿部サダヲさんは笑わせていただきました。
いきなり脱いじゃって踊るしね(^ ^)
殺陣、お疲れ様でした!
そうそう
今回のパンフのキャストインタビューは
「開演前に読むときは気をつけて」との記載あり!
つまり
みなさんがネタバレしていますよ