お正月には欠かせないお餅、皆さんは食べますか?
でも、お餅はお腹に溜まりやすく、たくさんは食べられませんね。
そんな時、冷凍して保存するのが便利です。
ただ、大きな餅をそのまま冷凍すると、後で食べる時に切るのが大変です。
冷凍された餅は硬くなり、包丁が入りにくくなってしまいます。
そうならないように、あらかじめ少しだけ解凍してから切るといいですよ。
今回は、大きなままの冷凍餅を上手に切る方法について詳しくお話しします。
さらに、この記事の後半では、冷凍餅をもっと美味しく食べるコツもいくつか紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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冷凍餅の正しい切り方!
固いお餅は先に柔らかくすることが重要
冷凍したお餅が硬すぎて切れないときは、最初に解凍して柔らかくしてから切りましょう。
冷凍餅を柔らかくするための解凍方法として、次の3つがあります。
冷蔵庫でゆっくり解凍する
最初の方法は、冷蔵庫での解凍です。
時間があるときに良い方法です。
食べる前の半日ほど前に、冷凍庫から冷蔵庫に移し、ゆっくりと解凍させます。
この方法は、餅を柔らかくしながらも風味を保つことができます。
ただし、もともと硬い餅は、この方法ではそれほど柔らかくならないかもしれません。
水で解凍する
次に、水で解凍する方法があります。
この方法も少し時間がかかりますが、柔らかい餅が好きな人にはおすすめです。
餅がちょうど入る大きさの容器に水を張り、冷凍餅を入れてください。
水に浸すことで徐々に餅が柔らかくなりますから、適度な柔らかさになったら取り出して切り分けてください。
電子レンジを利用して解凍
最後に、電子レンジを使った解凍方法です。
急いで餅を切りたい時には最適です。
切りたい餅を電子レンジに入れ、1分程度様子を見ながら加熱します。
加熱しすぎると餅が過度に柔らかくなってしまうので、加熱時間は様子を見て調整してください。
これら3つの解凍方法を紹介しましたが、風味を大切にするなら冷蔵庫や水での解凍がおすすめで、急いでいるときは電子レンジを使うと良いでしょう。
どの方法でも、餅が凍っている状態で無理に切ろうとするのは避け、適切に柔らかくしてから切ることが大切です。
一度解凍したお餅を再冷凍しても大丈夫?やり方と注意点
実は、一度解凍したお餅をもう一度冷凍することはできますよ。
再冷凍しても、お餅の味や風味が大きく悪くなることはないですが、余ったお餅は早めに冷凍庫に戻すことがおすすめです。
再冷凍するときは、お餅がしっかり冷めたら、ラップできちんと包んで、その後密封袋に入れることが大事です。
これをすることで、お餅を冷凍焼けやにおいがつくのを防げます。
ただし、保存する期間が長くなると、だんだんと品質が落ちていきます。
なるべく早く食べることがベストです。
冷凍庫のにおいが気になるときは、醤油や味が濃い調味料を使って料理すると、においを少なくできます。
冷凍餅を使ったおいしいレシピ3選
最後に、冷凍餅を使った美味しいレシピを3つ紹介します。
きなこ餅の作り方
- 必要な分だけの冷凍餅をカットします。
- 耐熱皿にカットした餅と水を入れます
(水は餅がちょうど隠れるくらい)
- 電子レンジで500Wで4分間加熱します。
- 加熱した後の餅にきな粉をたっぷりまぶして完成です!
この方法で加熱すると、餅は外はカリカリ、中はもちもちになり、焼き餅とは違う美味しさが楽しめます。
おかきの作り方
- お餅を小さくカットします
(冷凍したままでもOKです!)
- カットしたお餅を電子レンジで表裏を各2分ずつ加熱し、水分を飛ばします。
- ビニール袋にお餅と塩を入れ、よく振ってしっかりと混ぜ合わせたら、おかきのできあがりです!
この方法なら、電子レンジだけで油を使わずに簡単におかきが作れます。
塩だけでなく、青海苔や醤油、ザラメ糖を加えるともっと美味しくなりますよ!
いちご大福のレシピ
- 冷凍餅をちょっと大きめにカットします
(普通の切り餅くらいのサイズです)
- 苺を白あんで包み、きれいな丸形にします。
- カットした餅を少し水で湿らせて、500Wの電子レンジで約1分加熱します。
- 餅を打ち粉をした皿に広げ、中央にあんを包んだ苺を置いて餅で包むと、いちご大福の完成です!
手作りいちご大福は簡単で、おやつにぴったり。
フルーツを変えてみると新しい味が楽しめます。
普段のお餅もいいですが、毎日同じだと飽きてしまいますよね。
ちょっとした変わり種を加えることで、残ったお餅も新鮮に楽しめます。
まとめ
これで大きく冷凍したお餅も安心して使えますね!
お餅は、一度解凍した後も再び冷凍することができます。
固い冷凍餅は柔らかくしてから切り分け、余ったものは再冷凍で保存しましょう。
紹介した色々な食べ方を参考にして、冷凍餅をおいしくアレンジしてみてください。