「意思あるところに道あり」 リンカーン



「人間というのは人生に明確な目標を打ち立てたとき
 半分以上目標を達成したものだ」
と訳されています。

 アメリカが北と南に別れて、かたや奴隷解放を叫び、
 かたや奴隷がないと困るといっていた中、
 リンカーンは
 「今のままではいけない、この世は矛盾に満ちている」
 と言って法律家になろうとしたのだそうです。

 お前が弁護士の試験なんて通るはずがないと周りの人、
 家族中から言われるが、
 『私は絶対にやるんだ』と弁護士の勉強をして、弁護士になった。
 上院議員の選挙に出たけれど 4回も落ちた
 それでも頑張って、 5度目に当選して上院議員になった。
 
 そして遂にアメリカ大統領になったのです。

 アメリカンドリームという言葉がありますが、
泥にまみれた貧しい農村の子がプレジデントというトップに
登り詰めるというアメリカの夢を地でいったのがリンカーン。
今でも大変な人気を博しています。

そのリンカーンが就任したときアメリカには問題を内包していました。
しかし意志あるところに道は開ける。
「貴方がもし、『何が何でもやる、あそこまでも自分はずってでも
 はってでもやりぬくんだ』と明確な目標があれば
 必ず果たすことができるんだ」
 
というリンカーンの言葉は、彼の、人生を賭けて歩んできた道に
裏付けられているので大変な重みがあります。

 逃げ回っていたら、いつまでたっても自信がつかない、
 『自分』というものを築き上げることができない。