ミハは保育園に入園した頃から、感覚統合療法を始めました。
今年、そのとき担当だったOTからある依頼を受け、
私自身、感覚統合前と後でのミハの変化を振り返ることができました。
記録しておきます。
感覚統合を受けてすぐ目に見えてわかる変化があらわれました。
多動がおさまった。
これはもう、本当に本当にありがたいことです。
何となくその辺にいる、ということができるようになったのです。
むやみにダーーっと走っていってしまうことがなくなりました。
ブランコに乗れるようになった。
それまで揺れる遊具は苦手でした。
セラピーの後からすぐ自分からブランコに乗るようになりました。
その後は順調に成長していき、
言葉が増えた。
遊びの幅が広がった。
できることが増えた。
と、大雑把ですがしっかりと成長を感じています。
アスレチック遊具のある公園によく連れて行くようになり、
いろいろな遊具で遊べるようになりました。
多動だった頃は遊具なんてお構い無しでただひたすら走ってましたから。
遊具で遊べるってすばらしい!!
遊び方や体の使い方のイメージができるようになったのだと思います。
「挑戦してみる!」ということも増えました。
できない気がするからやらない、という頃もあったのでこれも成長しましたね。
感覚統合を受けるにあたって
事前の問診表には150項目程の設問がありました。
聴覚、視覚、味覚、臭覚、触感覚、日常生活など。
たくさんの質問を見ると、これほどまでにいろいろな感覚が
日常の苦手さを産んでいるのかと思い知らされます。
今現在も苦手なまま存在する感覚もあります。
やっぱり生まれつき持った感覚なんだと気づかされたものもあります。
でも、本当に感覚統合療法を受けてよかった。
「感覚統合」を知ってから、ミハのことが良く理解できるようになりました。
私にとっては苦手の理解と支援の方法を考える力を
身につけさせてもらったようにも思います。
興味のある方は
日本感覚統合学会HP
岡山にて
研究大会
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