映画「茶飲友達」を観に行きました。
高齢者の茶飲み会員から始まり、売春に至り、最後は摘発され、みんなバラバラになってしまうお話。
実話をモチーフにしたお話ですが、その後関わっていた人たちはいまどう過ごしているのだろう。
パートナーに先立たれた男性が、孤独な日々を過ごしていたある日
新聞の三行広告に掲載されていた茶飲み友達募集の記事を見て電話をして、若い女性と高齢な女性(つい親子だと思ってしまった)と高齢男性。
周囲からは家族がお茶を飲んでいるように見えてしまう。けれどそれが売春の斡旋とは最初は誰も思わないと思う。
孤独に生きる立場に立つと…
寂しい毎日
話し相手が欲しいetc.
いろんな想いがある。しかし老若男女関係ないと思う。
お互いに手や身体が触れるだけでホルモンが蘇り、男性は男性らしく女性は女性らしく、昔のように輝いていたいと思いながら生きているのではないでしょうか。
お茶友達から先の行方は、お互いの合意のもとで第3者は関係ないのではないのかな。っというか私的には第3者は関わらなくていいと思う。
人の気持ちや相手を思いやる気持ちはお金では買えないものではないでしょうか。
映画ではラストに近くなると警察に摘発される前に、みんながバラバラになる。
人間は危機が迫ると本性を表すものなんだなあ。っと怖さを感じてしまったシーン。
主人公のマヤが逮捕されるシーンは、複雑な気持ちになった。
収入が目的ではじめたビジネスなのか。それとも…
寂しい思いをしている人のお友達探しのお手伝いとしてはじめたのか。
ラストは高齢男性が会えるのを楽しみにしながら、おしゃれな洋服を着て電話をかけるシーン。
「この電話番号は現在使われておりません」っと音声ガイダンスが流れ、高齢男性が呆然としている……
この高齢男性の立場はやはり老若男女問わず、呆然とするのではないでしょうか。