2019年1月29日火曜日、両胸全摘手術です。
朝7時までに病院でチェックインするように、とのこと。
病院までは家から車で30分。我が家は朝7時に子供たちを起こし、朝ごはんを食べさせ、着替えをさせ、小学校、プリスクール、と送っていかなければいけません。長男の小学校から次男のプリスクールまでは車で15分強。
朝7時までに夫が家に戻れるように、朝6時前に家を出て、病院に着いたのは朝6時20分。入口のところで車を降りて夫とはお別れ。手術は朝8時半からの予定ですが、夫が一旦家に帰り子供たちを起こし、学校にそれぞれ送り、また病院にまっすぐ戻って、事故渋滞などがなかったとしてたぶん8時半。手術前に顔を見れるかどうかギリギリです。
で、6時20分に着いちゃった私。前日にセンチネルリンパ節生検のためのアイソトープ注射でチェックインも済ませているので、受付で名前を言うとすぐに手術待機室に案内してもらえました。
こういう部屋が通路にたくさん並んでいます。
私の案内された部屋は壁もあってガラス戸もあって、ここで今晩泊まるの?と聞いたくらいちゃんとした部屋ですが、(泊まる個室は別の病棟らしい)、カーテンだけの部屋、なんかも色々ありました。
まずはガウンに着替え、ベットにあがり、両足に浮腫予防のポンプマッサージをつけたり(腕の血圧測るような、ぐるっと巻いてベリッとつけるようなやつ、手術翌日までつけっぱなしだそう)、寒いので靴下履かせてもらったり、点滴の管を着けたり、ナースの問診があったり、あ、最初に尿検査もしました。
で、ガウンがスカスカで寒いのでブランケット(といってもフランネルのシーツ)を肩からかけてもらったり、足元も寒いのでブランケット追加してもらって、こんな風になりました↓
黄緑マル→ これ!めちゃくちゃ嬉しいシステム!
乳腺外科医のドクターAも待機室に顔を出してくれました。
1番気になっていること、それはセンチネルリンパ節生検の術中検査の結果発表。今日の手術はリレー形式、ドクターAが全摘手術した後はドクターMにバトンタッチ、なので私はドクターAとは手術の結果について今日はもう話せない。なのでドクターAに、手術後、外来外科手術待合室で夫に待っていてもらうので、必ずセンチネルリンパ節生検の術中検査の結果を伝えて欲しいとお願いしました。
で、8時半も近づき、いよいよ全身麻酔、、、麻酔科医(とても明るいノリのいいお兄さん)が現れると同時に、夫が戻ってきました!間に合った!
夫に、乳腺外科医のドクターAが手術が終わったら待合室に夫を探しに行くそうだから(手術の報告)、2時間後には待合室にいるように!と伝え、いざ手術室へ。
麻酔科医のお兄さんに、今から麻酔薬入れたらすぐ手術室向かうから、手術前のハグしてあげて、早く!と急かされる中、夫とハグ 笑
手の点滴の所から冷たいものが入ってきた感覚あり。さて、行くよー!の声とともに、ベットごと待機室から移動、ガラス戸のスペースとベットの幅がほぼ同じで、ちゃんと角度を合わせないとベットが通り抜けられない、あれ?あれ?あ、通り抜けられた!
のところで、ブラックアウト 笑
“...Time to wake up~~~!”
の声で目が覚めて、酸素マスクや口の中に入ってる管を抜かれて、時計を見たら午後2時15分。
手術後に移動する、と言われていたリカバリールームのようです。
となりにはナースの人がいて、 “Everything is done! How do you feel?”
と聞かれて、「本当に、手術の体感時間は5分!!」と思いました 笑笑
豊増さくらさん、同感です!!
吐き気は?痛みは?と聞かれましたが、吐き気はなく。痛いかな?痛いといえば痛いかな?という会話の後、結構すぐに、今晩泊まる予定の個室のある病棟に移動することに。ベットごと移動。途中、待合室の前を通り夫を探してもらいます。
あ、いた!
夫も、あっ、無事戻ってきた!良かった!の顔。
みんなで個室のある病棟へ移動。個室に入ると同時に担当ナースの人が挨拶に。その頃には胸のあたりがかなり痛かったので痛みレベル6(1〜10)、と伝え痛み止めをもらう(口から飲んだ気がするけど、点滴から入れてもらったのかな、記憶が曖昧)
で、夫にすぐ、ドクターAと話せた?!なんて言ってた??と聞くと、全て予定通り、想定外のことなしで、順調に終わったよ、とのこと。
センチネルリンパ節生検に関しては、リンパ節を検査のため4つとった。で、2 small ones で、no worryだとかなんとか、、、え?そこらへん、重要なところよ?2small onesってことは4つとったリンパ節のうち2つは転移があったってこと?small & no worryってことは、2つ転移があったけど、微小転移(2ミリ以下)だから心配ないってこと?と聞くも、夫もよくわからないと、、、
えええええーーーー、モヤモヤするんだけど!
とはいえ、とりあえず病理検査の結果待ちではあるのだろうし、今のところセンチネルリンパ節4つのうち2つに微小転移であれば、まだまだ想定内かな、という気持ちでした。
この時点で手術後の抗がん剤治療は確定していたし。
で、手術がとりあえず無事終わり、とりあえず目が覚めて良かった。全身麻酔のアレルギー反応とか、想定外の事態がなく、良かった、、、
とかなんとか言ってるうちに午後4時半。子供たちのお迎えに夫は行かねばなりません。その後は、義父には家に手伝いに来てもらっていますが子供たちを家に置いて夫だけ夜戻ってこれないので、じゃあまた明日ね、とお別れするときに、夫の手を握りしめ、なんだか急になんですけど、号泣してしまいました。
なんだろう、いろんな気持ちの混じった号泣。
そもそもなんで私こんな事になってしまったんだろう、とか、初めての全身麻酔手術、無事終わって良かった、とか、ああ、これで本当にもう私両胸が無くなっちゃったんだ、とか、しこり発見(したのも私だし)からこの手術まで出来ることを出来るよう限りやってきた、よくやった自分、とか、夫にはたくさん負担かけてしまって申し訳ないな、とか、いっぱい励まして寄り添ってくれて本当にありがとう、とか、子供たちママがこれから長い闘病に入って、まだまだ小さいのに悲しい思いをさせてしまうかな、とか、もう本当に色々、わーーーーーっと。
「受け止めきれないものと出会うたび、溢れてやまないのは涙だけ」
(米津玄師「Lemon」)
↑そう!これこれこれ!!!
父の突然の死のときも、そう。
コントロールできない涙をたくさん流しました。
そんなわけで、夫びっくりして、え?え?だ、だ、だ、大丈夫?!子供たち家に送ったらやっぱり病院戻ってくるよ、グランパがいるし。
とあわあわしていましたが、子供たちには今こそ夫が必要。ひと通り泣いてスッキリして、夫を送り出しました。
そんな手術の日でした。


