鬼の醜草(オニノシコグサ)・・紫苑(シオン) | すたこらの雁書

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日々の出来事、雑感・花の便り・・を綴っていきます。

和名の紫苑は、花色が紫色系で草木が茂る様子を表す「苑」が語源です。

 

別名の鬼の醜草は、今昔物語集の中で母を想う弟が、毎日紫苑の花を供え

 

それを見ていた鬼が感動し、予知能力を与えたという逸話に由来します。

 

土地開発や環境の変化で自生種は減少し、絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。

 

 

 

 

キク科、原産地は日本・東アジア、草丈は50~200センチ、

 

 

 

 

開花期は9~10月、長く伸びた茎先に、薄紫色の一重の小花をたくさん咲かせます。