えりょたんのぶろぐ #2 | てきとう(仮)

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チーム名がないのでブログタイトルなんて思い浮かびませんでした。

年の離れた兄がいます。

 

おれが小学生入るかそこらの頃に上京していて、帰省率はかなり低いです。

 

ただ、おもしろい人です。

 

 

生放送とかではいくつか逸話を話してますが、

要はおもしろい友人がたくさんいる学歴低い男の人です。

こういう人だいたいおもしろいよね。

 

兄とその友人達、どちらの話かは忘れてますが、たとえば、

学生時代、授業をサボろうと校門へ出たところで教師に見つかり「どこに行くんだ」と聞かれ「頭が悪いので帰ります!」と答えたとか(痛いって言おうしたらしい)、

秋葉で1000円ガチャをやったら女物のパンティが出ただとか(しかもカプセル開かなくて近くでビラ配りしてたメイドさんに助けて貰ったらしい)、

そういうことがよく起こる上、そういう話の仕方が上手いんですよ兄は。

 

 

で、ちょっと兄の住んでる地域のローカル番組の録画をお願いするために電話したんですけど、楽しかったのでせっかくだから抜粋して紹介しますね。

中身無いけど文字数だけはある。

 

 

おれ「じゃぁ録画できたらディスクに焼いて送ってね」

あに「ディスクは?」

おれ「え?買えば?」

あに「おかしいよね?だいたい少なくとも三枚組とかで売ってんのに、俺あと二枚使わないよ?」

おれ「おれがいつかまた頼むかもしれない」

あに「残しとくの邪魔じゃん?そっちで買って頼むときによこせば良いじゃん?」

おれ「妹は金が無い」

あに「1000円とかも出せねえのかお前は」

おれ「そもそもわざわざ空きディスクを送る分の送料とかがもったいないじゃん?かわいい妹のためにディスクくらい良いじゃん?よろしく」

 

あに「じゃあ○○日くらいにはそっちに送れると思う」

おれ「わかった。まぁおれその翌日そっちのほう遊びに行くんだけどね」

あに「取りに来いよ!!なら取り来いよ!!」

おれ「細かい場所わかんないもん」

あに「高速で行くんだろ?じゃぁ○○で降りて○○通って○○の方面行けば良いだけだから。楽だから」

おれ「……ん、え??なに言ってるかわかんないわ、日本語わかんない」

あに「30分と800円が追加されるだけだから!」

おれ「日本語難しいわぁ」

 

おれ「いや、やっぱ送ってもらえれば済む話じゃん?」

あに「あーわかんないわ、言葉わかんないわ」

 

あに「……わかった、じゃあとりあえず、ディスクに移して送ったら録画したの消せばいいんだな?」

おれ「いや、おれが届いたのを再生できるか確認してから消そう」

あに「めんどくせぇなお前は」

おれ「いやこれはちゃんとした依頼だから。けいやくだから。しごとだから。顧客が満足して初めて完了となるから」

あに「お前な?仕事というものにはちゃんと報酬があるんだぞ?俺への報酬は?今んとこマイナスしか無いぞ?」

おれ「おれが誠心誠意「ありがとう」って言うわ」

あに「それのために俺こんなめんどくさいことしなきゃならんの?理不尽じゃない?」

おれ「世の中は理不尽であふれてるよ」

 

あに「100人にどっちが間違ってるかって聞いたら100%妹がおかしいって答えが返ってくるわ」

おれ「たしかにそうかもしれない。でもその100人の人たちも「妹はそういうものだ」って言ってくれるよ。妹としてはよくある事例だと思う」

あに「あー確かになー……そう言われたら言い返せねぇなー……」

おれ「世の中は理不尽だらけだから」

 

 

アニキ帰ってくると夜通しでこういうくだらないやりとりしている。

この後もっとくだらない話もしてましたが、実の無い話って忘れるのも早いのだ。

 

うち、よく出来た姉(つよい)とこの妹(つよい)に挟まれての兄ですし、

母も母ですから(つよい)。

おれが生まれる前からおもしろい理不尽な話があったそうですからね。

 

おもしろい話があるっていいなぁっていつも思います。

 

誰だ今、階段から落ちるえっちゃん十分笑えるって言った奴は。