銀行業務検定の中でも、最も基本的な税務3級の勉強方法についてまとめました。
(毎年10月と3月に試験があります。)

1.税務3級 参考書、問題集

  ほとんど選択肢がありませんので、下記のテキスト&問題集1冊ずつを手に入れましょう。

 ①参考書
   
   銀行業務検定試験受験対策シリーズ 税務3級〈2015年10月・2016年3月受験用〉     
   
   ~最も基本的なテキストです。
    
   
   銀行業務検定試験 税務3級 直前整理70〈2015年10月・2016年3月受験用〉
 
   ~直前整理と書いてありますが、もし初学で基礎をしっかりと身に付けたければ、
     基本事項を学べる本書を最初にやることも選択の一つです。
     ポイントが絞ってあるため、その後の勉強が効率的にすすむと思います。
     
    非常によくまとまっていますので、上記の対策シリーズの代わりとして、
    直前整理70のみでもいいと思います。
 
 ②問題集
  
  銀行業務検定試験 税務3級問題解説集〈2016年3月受験用〉  
   
  ~実際の過去問5回分を解くことができます。  


→ ①②の内容はほとんど変わりませんので、一年前のものを使っても十分対応できます。

 ※昨年の過去テキスト・問題集

  税務3級 過去テキスト・問題集 (2015年3月版)


2.税務3級 勉強方法

  
 ①試験の特徴 
  試験概要や合格率を確認すると、五答択一のマークシート式で、合格率30%前後
  比較的取り組み易い科目であることが確認できます。
 
  銀行業務検定の特徴として、過去問の内容が似ていて、繰り返し解くほどに正答率が
  上がっていくことが挙げられます。

  またひっかけ問題がほとんどないため、素直に答えることも大切です。
 
 
 ②実際の勉強方法

  一般的には問題をやりながら、解説を読む形をとりますが、
  税務に限っては最初に「直前整理70」を流し読みすることをおすすめします。
  その後  問題集をやりながら覚え、理解しにくい所はテキストで振り返るのが基本的な考えです。

  過去問を3周まわすことが一応のゴールです。

  試験でも十分合格点を取れる状況になっていると思います。

 

  まずは、「直前整理70」を流し読みしましょう。

  細かいところを覚える必要はありませんが、

  全体の理解・把握をすることが大切です。

 

  【1回目】

  早速、過去問の問題を眺めながら、解答解説を読んでください。

  まだ、しっかりと理解する必要はありません。

  問題のレベル感を感じながら、最後まで流して読むこと。

  とにかくスピード重視です。

    ↓

  【2回目】

  1回やったのである程度は問題の傾向がつかめてきたと思います。

  実際に問題を解いても、ある程度の正答率になると思います。


  しっかり理解できた問題は、○を付けておくと次にやる必要がなくなります。

  よく理解でできていない点はテキストで内容を確認しながら、理解を深めます。

    ↓

  【3回目】

  2回目の○以外の問題を解きながら、理解度を確認してください。

  ほとんどは理解できるようになってきたと思いますが、

  まだ理解できない点は集中的に勉強してみましょう。

  ×が多ければ、【4回目】を行う必要もあると思います。