銀行業務検定の中でも、最も基本的な財務3級の勉強方法についてまとめました。 
(毎年6月と3月に試験があります。)

(H28年4月一部修正)

1.財務3級 参考書、問題集

  ほとんど選択肢がありませんので、下記のテキスト&問題集1冊ずつを手に入れましょう。
 

 ①参考書

   ~最も基本的なテキストです。 

 
 ②問題集
   
  銀行業務検定試験 財務3級問題解説集〈2017年6月受験用〉
 
   ~実際の過去問5回分を解くことができます。  

 ③直前整理

   銀行業務検定試験 財務3級直前整理70〈2016年6月・2017年3月受験用〉
   
  ~直前整理と書いてありますが、もし初学で基礎をしっかりと身に付けたければ、
     基本事項を学べる本書を最初にやることも選択の一つです。
     ポイントが絞ってあるため、その後の勉強が効率的にすすむと思います。

 → ①②③の内容はほとんど変わりませんので、一年前のものを使っても十分対応できます。
    
 
    財務3級 過去テキスト・問題集 (2017年3月版)   
  
 財務3級 過去テキスト・問題集 (2016年3月版)  

    財務3級 過去テキスト・問題集 (2015年3月版)
  

④プラスα

   決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)

   ~他の参考書とは違い、非常に読みやすい構成となっています。
    タイトル通り、BS、PL、キャッシュフロー計算書のつながりが非常によくわかります。
    非常に分かりやすいため、財務の知識があまりない勉強の最初に読むのもいいですが、
    ある程度勉強が進んだ後に読み返しても得るものはあると思います。


2.財務3級 勉強方法

  
 ①試験の特徴 
  試験概要合格率 を確認すると、五答択一のマークシート式で、合格率30%前後
  比較的取り組み易い科目であることが確認できます。
 
  銀行業務検定の特徴として、過去問の内容が似ていて、繰り返し解くほどに正答率が
  上がっていくことが挙げられます。

  またひっかけ問題がほとんどないため、素直に答えることも大切です。
 
 
 ②実際の勉強方法

  テキストから読み込む必要はまったくないです。

  問題集をやりながら覚え、理解しにくい所はテキストで振り返るのが基本的な考えです。

  過去問を3周まわすことが一応のゴールです。

 

  【1回目】

  早速、過去問の問題を眺めながら、解答解説を読んでください。

  まだ、しっかりと理解する必要はありません。

  問題のレベル感を感じながら、最後まで流して読むこと。

  とにかくスピード重視です。

    ↓

  【2回目】

  1回やったのである程度は問題の傾向がつかめてきたと思います。

  実際に問題を解いても、ある程度の正答率になると思います。


  しっかり理解できた問題は、○を付けておくと次にやる必要がなくなります。

  よく理解でできていない点はテキストで内容を確認しながら、理解を深めます。

    ↓

  【3回目】

  2回目の○以外の問題を解きながら、理解度を確認してください。

  ほとんどは理解できるようになってきたと思いますが、

  まだ理解できない点は集中的に勉強してみましょう。



 □ 関連まとめ  

  銀行業務検定 難易度・勉強法をまとめました。