HDリマスターの変更内容って?ガンダム講座 | 日常と趣味の融合Ver.3.1

日常と趣味の融合Ver.3.1

その昔勝手気ままに書いていたブログ。また更新するかもしれないし、しないかもしれない。Ver.3をYahoo!ブログから移行してきたので3.1を名乗っています。

さて、昨日もいったような気がするが、いよいよSEED DESTINYのHDリマスター配信が決定したところで、
「HDリマスターって、何をどうするの?」
という講座
 
ということで、ここから簡単に説明するが、一般的なHDリマスターじゃなく、ガンダムSEEDのHDリマスターの説明をします。
 
・画質向上
デジタルリマスタリングにより、総合的に画質が向上。SEEDの場合、DVDで2002年版(以下オリジナル)を見たあとHDリマスターを見ると、ぶっちゃけオリジナルがくだらなく思えてしまう場合がある。ってくらいきれいに見える
※見え方には個人差があります。
 
・画面サイズ変更
さっき言った「オリジナルがくだらなく見えるくらい」という理由はここにあるかも。画面サイズを旧来の4:3から現在の16:9に変更している。これにより狭苦しさがなくなったのである。
 
・崩壊した作画の修正
画がおかしくなってしまっている、いわゆる「作画崩壊」してしまった部分の修正。色の塗りミスも同時に修正。これで違和感はほぼなくなる。
以下、比較動画などで確認した、SEED HDリマスターの修正点の例。全部はあげようがない。
 
フリーダム、ジャスティスの一部シーンのパイロットシートの緑の部分を修正(塗っていなかった)
 
目が細すぎる、影のつき方がおかしい顔の部分を修正。ときに「整形」といわれるほど直したりする。なお、修正後の画像に違和感はない。
 
とまあこんな感じ。ここから先は、普通のHDリマスターじゃやらないようなこと。SEEDでやったことであり、DESTINYでどうなるかは分からない点も注意。
 
・新規作画導入
思い切って一部カットを完全に新しいものに変えてしまった。別に違和感はない。
フリーダムのフルバーストシーンを完全変更。
ジャスティス出撃時のアスラン
トールの最期
 
などなど・・・
 
MS変更
とうとうやってしまったが文句もなければ不満もない。そこらへんの量産機に映像化していなかった試作機を織り交ぜたり(もちろん設定上問題ないもの)、オーブでの戦闘におけるエールストライクを、新たに「パーフェクトストライク」に変更。これによりストライクの映る全戦闘シーンが新規。
 
・スペシャルエディション、DESTINYのシーンを使用。
ムウ・ラ・フラガの最期を最期じゃなくなるようにスペシャルエディションではヘルメットが消されていた。これを使用。
ラウ・ル・クルーゼの素顔公開
「暁の空へ」の終わり方をスペシャルエディション準拠に。
逃げるシン・アスカとその家族のシーンなど
 
・オープニング映像変更
オープニングテーマはそのまま、流れる映像の一部を編集。ミゲル専用ジンも登場。
 
・エンディング、挿入歌変更
「あんなに一緒だったのに」「静かな夜に」「暁の車」「水の証」は一部音源を再レコーディングし「ReTracks」として使用。また、「RIVER」「FIND THE WAY」は基本エンディングに使用せず、新曲の「Distance」を後半のエンディングに使用。(ただし終盤一部はFIND THE WAY使用)
 
 
 
 
・その他
エターナルのブリッジ内部がそこそこ変更
プラントの一部建造物が新規
何も表示されていなかったモニターを編集
まぶしすぎた証明をやさしい明るさに
総集編カット
 
など・・・まあ、おおまかな違いでこんなものか。
これくらい違う。
 
これでも決して「改悪」ではなく「改良」である。うーん・・・これだけいじっても向上する作品・・・いや、いじり方が上手なのか!