河川敷に植えてある一本の木を見上げるおじさん。
一体何を見ているんだろう…

数分間微動だにせず木を眺めていたがまた来た道を自転車で帰って行った。

いつもの好奇心でおじさんが去った後、この木の下で同じように見上げるのだが何も無い。
鳥の巣でもあったんだろうか?
近くで釣りをしていた別のおじさんから
「何かいるの?」
と聞かれるが「わかりません」と答えると不思議そうな顔をされた。
イ、イカン!!また『不思議ちゃん』に思われてしまう…
間を取り繕うように「釣れますか?」と聞くのだが
「あいつらがいるから全然釣れん!!」
ややキレ気味に川の中央へと指を伸ばす。

果たして「あいつら」とは何か!?
狂暴な漁師の軍団か?
その正体とは?
はたまた縦横無尽に水面を走り回るジェットスキーの若者か?
読んでいる人に軽いストレスを与えつつ後編へ続くのであった…