なんのかんの、あっという間に今年最後になってしまいました。
駆け足ですが、全日本選手権のFSのプロトコル解析をしてしまいますね。
そして、来年を楽しみに待ちたいと思います。
何はともあれ、来年が本番ですから!^^
そしてこの動画・・・凄く違いが分かりやすいです。
未見の方は、必見ですよ^^
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9235712
(ニコニコ動画での全日本・ロシア・フランス比較動画)
浅田選手 プロトコル
1 3A 8.20 1.40 1 2 1 2 1 2 1 9.60
2 2A+2T< 3.90 0.80 1 0 1 1 0 2 1 4.70
3 3F+2Lo 7.00 0.40 1 1 0 0 -1 2 0 7.40
4 FSSp4 3.00 0.90 2 1 2 2 1 2 2 3.90
5 SpSq3 3.10 1.40 3 3 2 3 3 3 0 4.50
6 3Lo 5.50 X 1.20 2 1 1 1 0 2 1 6.70
7 3F+2Lo<+2Lo< 7.15 X -0.20 0 -1 0 0 -1 0 0 6.95
8 3T 4.40 X 1.00 2 1 1 1 1 1 1 5.40
9 2A 3.85 X 1.40 2 1 1 1 2 2 1 5.25
10 FCoSp4 3.00 1.00 2 2 2 2 2 2 1 4.00
11 SlSt3 3.30 1.50 3 3 3 3 3 3 2 4.80
12 CCoSp4 3.50 1.20 2 3 3 3 2 2 2 4.70
55.90 67.90
いつもとスタイルを変えて、TESとPCS、別々に見ていきましょう。
TESでの注目点はなんといっても厳しかったダウングレード。
比較動画で見ると、トリプルアクセルの微妙な軌道の違い、タイミングの違いが分かりやすいですね。
ゆるいカーブだった軌道がより直線に近くなっているのです。
ここまで来れば、2回はともかく1回は安心という感じがします^^
更に精度も上がるでしょうしね!^^
加点が1.4点ついています。
ダブルアクセルにも同じだけ加点が付いてますが、いつもながらジャンプの種類によって加点幅が全く変わらないというのが不思議です。
加点つきのダブルアクセルを跳ぶこと、加点つきのトリプルアクセルを跳ぶこと、これが同じ難度のわけが無いのですけどもね><
まあ、ルールに今更愚痴っても仕方ないですけど、こういうことが一番「高難度ジャンプへの挑戦の妨げ」になってると思いますので。
次の2A-2T、確かに2Tは回転がギリギリか不足気味ですね。うーん、残念です。
これ、恐らくダブルアクセルを高く飛びすぎたせいもあるかもしれません。
その為にトゥを付く位置が微妙にずれた気がします。
いずれ3Aになる部分でしょうから、言及しても仕方がないのですが、、、このダブルアクセルは加点が貰える素晴らしいものでしたから、ダウングレードを食らっても加点が付いているのでしょうね。
今回のFSで凄かったのは、トリプルアクセルに加えてスピンが全てレベル4だったことです。
ステップが短くなったので最後の片手ビールマンにも時間の余裕が出来て素晴らしかったし、突然終わるという印象が減りましたしね^^
ただ、セカンドジャンプ・・・こうまでダウングレードを食らうと「どうせダウングレードを食らうのだから、トリプルにして欲しい」とか「シークエンスにした方が賢い」そんな意見が出てくるのも、観客側からすると当然かもしれません。
ただ、素人が考えつくことは当然浅田選手陣営に考えつくことに決まっているので、「入れたくない、もしくは入れられない」のかもしれません。
勿論、変更してくる可能性もありますが・・・。
音楽上の関係もありますし、シークエンスが得意な選手とコンビネーションが得意な選手といます。
一般的にはシークエンスの方が楽という印象ですけれども、そこは選手によって違うので何とも。
思うに、浅田選手ほどの選手になると、シークエンスって今まで殆どやって来なかったことなのでは?と私は思うのですが・・・。コンビネーションを跳べる選手がわざわざシークエンスにはしませんから。
ジュニアの時から、シークエンスよりコンビネーションでずっと練習して来たと考えるのが普通でしょう。
なので急に構成もいじらない方が良いと、私個人としては思ってます。
どうせならセカンドをトリプルに・・・という考え、うーん・・・負担が大きいですからね。
セカンドをトリプルにすると、それだけで着氷の可能性がダブルの時よりもずっと減ってしまって当然です。
そしてスタミナも消費します。なのでセカンドトリプル、浅田選手としては挑戦したいんじゃないかな、とも思いますが入れてくるとも思えないのですよね・・・。
あ、この辺は私の勝手な推測ですので!
結論を出すのは浅田選手とタラソワコーチと浅田選手チームですしね^^
そして、トリプルループ。認定されましたね!^^
認定される選手が増えて来たことですし、もともと浅田選手のループジャンプの美しさには定評がありましたから、このままオリンピックでも問題ないと思います^^
こう・・・なんていうか単独トリプルループや単独トリプルトゥループが綺麗だと、鈴木選手のようにダブルアクセルと共にシークエンスにしたら・・・って思わないではないのですが。
ただ、技術的なこと、点数的なこと以外で私個人の勝手な意見ですが、シークエンスはこのプログラムには似合わない気がします。
鈴木選手のシークエンスは躍動感のある曲なので似合いますけれども、この重厚で荘厳なプログラムに「点数を取る為のシークエンス構成」が似合うかどうか?
・・・・。私はこのままで行って欲しいなあというのが感想です。
勿論、変更があったらあったで応援する気持ちには全く変わりがありませんけれども!^^
特に後半のフリップからの3連続ジャンプのダウングレード具合を見て驚いた方も多いのでは?
これはもう狙われているといった感じがしますが、サードはともかくセカンドはすぐ直ると思います。
3連続ジャンプ、実際サードジャンプは殆ど本当は回転不足という選手もいますから、認定されるかされないか・・殆ど運の気もしちゃいますねえ・・。
ガコンッ!
・・・;; 3F-2T-2Loにするって手もありますし、シークエンスにする手もありますが、ここは音楽的にも繋ぎ的にもシークエンスはちょっと無理じゃないでしょうか?
ここ、ジャンプの音楽部分では凄く重厚さが感じられる見せ場です。
ここをもし、フリップーダブルアクセルなどにしますとね・・・・。重厚さが減ってしまう気が・・・。
そのうえ覚えている方も多いかもしれませんが、シークエンスにして回転不足を取られると物凄く恐ろしいことが待ってる場合があるのですよ・・・・。
シークエンスはご存知のとおり、0.8掛けになります。ここでフリップに回転不足などを取られたりして、ちょこっと減点なんか食らった場合・・・単独フリップの基礎点はおろか、ダブルアクセルの基礎点よりも低い点数になったりする場合が。
これがワグナー選手の時に起こった恐ろしいことです。
3F<-2A-SEQ* 4.58 -1.44 で、点数は3.14点。
完全に出来れば問題なしですが、シークエンスでも着氷が少しでも乱れるとこういう点数になるわけで。
一概に「シークエンスだから確実性が高くて点数が取りやすい」とも言い切れない部分なのです。
ま、私の勝手な意見です。スルーして下さいませ。
スケートアメリカでキムヨナ選手が後半ジャンプを全て単独トリプルのみにして来ましたっけ。
見応えはメチャクチャ下がってしまいますが、点数を確実に取ることだけを考えれば有効ですよね。
見ている方には面白くも何ともありませんけれども。
スパイラル、微妙なところでレベル3判定ですね。(理由は前のトピに書いてあります。推測ですが)
ダブルアクセルの入り方が変わったのは残念ですが、納得が行きます。
前にここで失敗してしまったのと、音楽的にもともとがギリギリでしたから・・・・。
まだまだ何というか・・繋ぎを削ったといっても鬼構成で繋ぎが多いですね^^
ということで、国内大会ということもありますし、このPCSは納得です^^
Skating Skills 1.60 9.00 8.50 8.50 8.75 8.50 8.50 8.50 8.55
Transitions/Linking Footwork/Movements 1.60 8.50 8.25 8.00 8.25 8.25 8.25 8.25 8.25
Performance/Execution 1.60 8.75 8.50 8.50 8.75 8.50 8.25 8.50 8.55
Choreography/Composition 1.60 9.00 8.75 8.25 8.50 8.25 8.50 8.25 8.45
Interpretation of the music 1.60 8.75 9.00 8.00 8.50 8.50 8.25 8.25 8.45
Judges Total Program Components Score (factorized) 67.60
偶然なのでしょうが、浅田選手、PCSとTESが同じ点数なのですよね。
9点も出ていますね。
鈴木選手と中野選手のPCSが同じだったり、偶然でしょうが・・・不思議な気がします・・・。
恐らく、オリンピックで一番どう動くのかが分からないのがPCSです。
PCSは滑る順番にも関係しますし。
ただ、私としては「いかに点数を取るか」ということを主眼にするよりも、「いかに悔いを残さない演技をするか」、そちらに日本勢は目を向けているような気がします。
点数を取る為に良い戦略も必要だとは思いますが、「ライバルよりも自分自身と戦う」
そんな姿勢を貫いている浅田選手を始めとする日本勢が大好きです^^
駆け足でしたが、何とか終わらせた気持ちがします^^
良いお年をお迎えください^^
年賀状くださった皆様、ありがとうございました^^