今日の午後には家に戻るので、コメント返しができると思います。
コメント返しどころか、ずっとペタ返しもできてない・・・!><
すみません>< でも、ペタやコメントを下さった方々はちゃんと覚えていますのでっ!
さて、IOC会長のこの記事。
http://vancouver.yahoo.co.jp/news/ndetail/20100301-00000006-jij_van-spo
ジャッジはルールに基づいて正しく行われ、問題はないと発言したロゲ会長。
この記事に憤りを覚えた方は沢山いらっしゃると思います。
私もその一人ですが、ロゲ会長としてはこう発表するしか無かったと思います。
なぜなら、もし「ジャッジが正しく採点しなかった」とロゲ会長が発言したら、それはつまり「フィギュアスケートという種目がオリンピック競技から外れる」という意味になってしまうからです。
「不正ジャッジには2度目はない」として、新採点システムが導入されました。
だから、この発言は「フィギュアスケートを五輪種目から外すつもりはない」ということです。
そして「ISUに働きかけるべきだ」というロゲ会長の発言は
「ロビー活動が足りなくて、自国選手に有利なルールに出来なかった国が悪い」ということになります。
そう、プルシェンコ選手も浅田選手も難度の高い技を持ちながら、試合で勝てなかったのは「技で勝ってロビー活動に負けた」という結果になっているのです。
国を挙げて自国選手有利にルール改正に取り組んだ韓国やカナダ。
キムヨナ選手の為にジャッジまで送り込みジャッジミーティングをいつも開催していた韓国、オリンピックという国家プロジェクトの為に選手強化・ルール改正に取り組んだカナダ。
フィギュアスケートに限らず、このオリンピックではカナダと韓国のメダルが大きく伸びたのは言うまでもありません。
一方の日本といえば、お金がなくてカナダのスケートリンクで選手達を練習させることすら出来なかった・・・。
そして、日本のスポーツに対する(冬の競技)予算はとても少ない。
ロビー活動、投入した予算の違いが、この結果を生んだとロゲ会長は言っているようなものです。
「ルール改正をしたければISUに働きかけなさい。」
オリンピックが始まる前に、ユーロ勢がこれほど不振な成績を残すことになるとは誰も思いませんでした。
少なくとも、一般人は。
ジュベール選手、安藤選手、川スミペアがメダルを逃すとは。
確かにあのプレッシャーの中で演技をまとめたキムヨナ選手は凄い、ですが、自分にとって有利なジャッジと(日本人・ロシア人ジャッジがFSではいなくなり、カナダ・韓国人ジャッジが入った)ルールと採点システムがあると分かっていれば、他の選手よりも余裕を感じることが出来たでしょう。
もし、GOE加点が18点近くも付くような圧倒的な演技であれば、スノーボードのショーン・ホワイトのように誰も出来ない技、競技そのものを進化させるような技を持っていなければならないはずです。
それが音楽の解釈だとか(007って音楽の解釈が必要?)、3Lz-3Tだとか(難しい技だけど他にも出来る人は沢山いる)、過去の実績だとか(これがある限り、下克上はフィギュアスケートでは絶対に起きない)、難度が低めの技が超高難度技の点数を加点のおかげで超えるとか(2A-3Tを成功させたのは長洲選手も同じ。これが3Aより高い得点を出す)。
ジャンプの基礎点は、在ってないようなものになっています。
浅田選手の得点を見ると、キムヨナ選手との戦いというよりはロシェット選手との銀メダル争いだったのです。
前回の記事に書いたように、20点以上もの差はジャンプの基礎点で埋めることが不可能でしたから。
見た目にも分かる浅田選手とロシェット選手の比較で、トリプルアクセルを3回決めた(SP・FS)選手を3位に持って来ることはあまりに不自然です。ですが、本当にこの二人は僅差だったのです。
もっと割りを食ったのは、浅田選手のような「超高難度技」を入れずにSPとFSを演技した選手の皆さん。
安藤選手はSPで3Lz-3Loが決まらなかったのは、突然入れたから仕方がないとして・・・ですが、SPの点差は酷いものです。
ご覧になりましたよね?64点と71点。(安藤選手とロシェット選手の差)
SPだけで7点で、FSも合わせると14点も必要になります。
14点って言ったら、安藤選手が4回転を成功させないと無理。
むちゃくちゃですね。安藤選手のFSはクリーンでしたよ。
ロシェット選手はミスがあって、この点差ですから。
ほぼ、メダルの人選は決まっていたと誰からも言われてしまうわけですね。
「ルールに対応しての点数」としか、解説者もコーチ陣も関係者もアナウンサーも言いようがないです。
「不正ジャッジ」と言ったら、オリンピック競技から外されてしまうのですから。
言い方としては「ルールやシステムで正当な評価が出にくい」これくらいしか、いう言葉がありません。
実際、関係者から出てくる言葉は、こんな内容の言葉ばかり。
それにしても、選手達に酷いことをしたオリンピックだと思います。
ロビー活動やお金が足りなかったことで、ここまで選手達に苦労を強いるとは。
キムヨナ選手は細かいミス(ステップでの躓き。点数には反映されていません)があったものの、ジャンプをまとめることが出来たのですから、僅差でも浅田選手に勝っても印象としては、おかしくなかったかもしれません。
ところが、演技に合わない20点以上の差、歴代最高得点などという点数を出してしまったものだから、他の競技の最高得点者と比較されてしまう。
比較してしまえば、違いは明らか。ノーマルヒルのアマン選手やスノーボードのホワイト選手。
「競技自体を進化させる素晴らしい技術と技を持っているから、史上最高得点なのか?」
と問われてしまいますね。
キムヨナ選手・ロシェット選手はメダルが取れて嬉しさ一杯でしょうが、それと「他者から認められる」というのは別物ですし、オリンピックである以上、他の競技者と比較されて当然です。
特に私はロシェット選手については昔からのファンなので、かなり残念です。
お母様のことを考えて、3位でもOKとしても、、、14点もの差は付けるべきではなかったと思います。
ただ、人格的にも素晴らしい選手ですから、日本での人気は問題ないと思うのでそこは安心ですが。
もう一つ、ついついメダル獲得者ばかりに目がいきがちですが、4位以下の結果も酷いものだと私は思っています。
PCSの定義、GOEの定義が変更されない限り、小さな国からの選手が大きい国に勝つことは在り得ない。
・・・これは、今までのオリンピックでも実はそうだったのです。
ソ連の時代にはアイスダンスで誰も勝てませんでした。
もちろん選手自体もあの時は素晴らしかったけれども、国家が後押しをして選手を鍛え上げロビー活動を行っていたソ連や東側に勝てるはずもなく、ほぼ戦いになっていませんでした。
ただ、ルール変更をしてまで勝つという「ある意味とてもセコイ」方法が顕著になって、日本だけでなく海外まで騒いでいるのは珍しいかもしれません。
チャン選手は、ジュベール選手を「スケートはトータルコンポーネントだ」として攻撃しましたけれども、女子選手で浅田選手にこの言葉を言える人は居ないと言って過言ではないでしょう。
何故なら、レベルはスピン・スパイラルは最高レベルで見栄えも良く、ステップは最高加点(といっても何故か0.1点ですけどね)、まさにトータルコンポーネント。
文句を付けられるのは、エラーエッジがあったルッツと回転不足になりやすかったセカンド3Tと3Loくらい。
これがルール改正で狙い撃ち。(これはソチに向けても課題になりそうですね)
ところがまだ最高難度の技を持っていた(トリプルアクセル)。
↑
カナダ・韓国陣営が憎らしくなっても仕方がないかも?
回転不足を厳しく取り締まれば、他選手や自国選手の回転不足を見逃さなければならない。じゃあ回転不足は甘めにして、GOEとPCSで・・・となったわけです。
エキシビションの時に、浅田選手は、オリンピックで「トリプルアクセルの女王」と呼ばれました。
女王はキムヨナ選手のはずなのですが・・・不思議ですねー!
でも、浅田選手が「トリプルアクセルの女王」というのは本当だから仕方がないです。
金メダルは逃しましたが、オリンピックでの技のQueenは浅田選手という認識でしょう。
FSでミスしたと言っても、3Fのステップアウトと基礎点が低い3Tの抜けだけ。
「フィギュアスケート史が始まって以来のトリプルアクセル3度の成功」
これは、ロビー活動が勝ち取ったものではなく、選手個人が個人の力で勝ち取ったものです。
安藤選手、鈴木選手、納得が行くルール改正が行われるまで、まだ3年くらいはかかりそうなので、それまでに引退しないで欲しいです。
ソチに向けて、今後フィギュアスケートがどうなっていくのか目が離せませんね!
またも長文になりましたので、ここら辺で(汗