ふくしま共同診療所に行ってきました。 | ススムンススミンの原発核燃ダメダメチャンネル

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「ふくしま共同診療所」に行ってきました。そして、放射能に汚染されている福島県から他の県へ行き、一定期間放射能のない地域で過ごして、心と体をリフレッシュする「保養」の交流会に参加してきました、

ふくしま共同診療所は、国と福島県の「放射能はもう問題ありません」政策に反対し、甲状腺がんの検査など、被曝した方々に真に寄り添う診療所です。院長の布施さんは全国で放射能の影響の講演を数多くこなしながら、日々被曝に苦しむ患者さんに寄り添っています。

そしてその布施院長や、小さい子どもの甲状腺がんや嚢胞などを心配するお母さん方、福島から子どもたちを迎えて保養を行う側の私たちで、意見交流会も行われました。

全てを通して、福島を訪れて思ったこと。

重い。あまりに重すぎる。状況が過酷すぎる。その中で心配しながら、あるいは覚悟して暮らしている皆さんと触れ合うだけでも、こちらはいい加減な態度など一切とることはできない。できないと言うか、福島の皆さんの話を聞いていれば、軽い気持ちなど全て吹っ飛んでしまう。そんな感じでした。

無関心とは無縁の、子どもの甲状腺などを心配して、布施院長の話に熱心に耳を傾けるお母さん方。

線量が高い地域だとわかっていて、自分たちも被曝しながら、福島の人たちに向き合う布施院長や関係者の皆さん。

ここは同じ日本なのかと思ってしまうぐらい、ショックを受けていました。

その中で、今年の三月をめどに、段階的に、住宅支援を受けている県外の自主避難者の支援が打ち切られていくそうです。

避難者の方々は、線量の高い福島には戻りたいとは思わない。かと言って避難先の住宅にはい続けることができなくなるという、理不尽な仕打ちをこれから受けるそうです。

あとは、避難解除になれば、住民票のある福島の学校に戻らなければならない。福島の自宅の固定資産税を払わなければならないなど、これまた避難者を追い詰める、無かったこと政策が推し進められているそうです。

日本の真実は、最悪なのだと言うことを、まざまざと見せつけられました。

自分のできることをしていかなければ、何も変わらない。ひとりひとりがこの状況を意識しなければ、福島の過酷な現実は何も変わらず、権力者に無いものにされてしまう。それを改めて感じました。

日本には他にも問題が山積み。その中で悲しんでいる人がいる。それを放っておくことは、できそうにありません。できることを頑張っていきましょう( ´ ▽ ` )ノ

※事実と違う内容がありましたので、その部分を削除致しました。
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