普通のカロリー制限によるダイエットでは、

空腹に耐え切れず、食事の量を元に戻してしまうとか。

又は、食事の量を減らしたが、お菓子などの間食を取ってしまうとかで。

  

一般的には、上手くいかないものである。


これは、

実は医学的にも、カロリー制限食が失敗しやすい理由があるそうである。

  

食事を食べると血糖値が上がる。

血糖値が高くなるとそれを基準の数値に戻そう、

インシュリンが一気に体内に分泌される。


カロリーが摂取が少ないと、

インシュリンの影響で血糖値が基準以下になってしまう。


そうなると、

生命に危険があるため基準値まで上げようとする指令が脳から出る。


これが、ご飯を食べなさいという…「空腹感」の指令である。


そのため、

空腹感を満たすため、過剰の糖質栄養を搾取することになる。

  

そして、消化できなかった糖質が中性脂肪として体に蓄えられる。

所謂、肥満である。




空腹感を満たすために登場したものに「こんにゃく」があった。

食べると確かに空腹感は減少する。

 

こんにゃくには栄養がないから、脂肪が付かないが、

大事な筋肉量を減らし、基礎代謝量も減ってしまう。

結果的には、肥満にもなる…。

 

筋肉量が減少すれば…、

体重の重さが直接骨に負担をかけ、

足や腰・ひざの故障の原因にもなるのだ。


……  


だから、カロリー制限によるダイエットでは、


食物を取らないのではなく、

野菜、大豆、魚中心の食事で栄養バランスを維持しながら

総摂取カロリーを80%に減らすことが大事なのである。


 

こうした食生活は、

米国の疫学調査で明らかになっている長寿者の特徴である「低体温」「血液中のインスリン濃度が低い」「血中DHEA(ホルモンの一種)濃度が高い」体になるといわれている。


…… 

因みに、

私のの朝食は、

おにぎり1個、卵焼き、牛乳180cc、野菜ジュース180ccで約400calだ。

  

昼食も、

サンドイッチ、おにぎり1個、リンゴジュース180ccで約500calである。

  

夕食は、

晩酌としてお酒2合、野菜や魚中心の食事で

基本的には制限していないが1,000cal程度としている。


特に、空腹感が生じたときは、カロリーの少ない野菜で満たすことが大切である。

  

……